線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

2022-01-01から1年間の記事一覧

’74年北海道の旅 ー6-

【1974/9/11】 宿を発ち登別からD511120牽引の普通列車に乗り込んだ。メンバーは総勢十数人くらい居たのだろうか。 1番線に225レが進入。 2番線ホームの柱の美しさや味わいのありそうな跨線橋に、あの頃に目が行っていればなと今思う。 苫小牧で…

’74年北海道の旅 ー5-

【1974/9/10】 午前中は白老駅でC57やD51をスナップという超お手頃テツだった。もう少し工夫はなかったのか、いくら何でも北海道まで来てフツーの駅撮りは無いだろうと今、後悔している。 225レ 日中時間帯のD51牽引列車といえばこの225レだ…

’74年北海道の旅 ー4-

’ 【1974/9/9】 いよいよ蒸機撮影となる日。植苗のお立ち台を目指す。 YHからお立ち台へは25000分の1の地図を頼りに歩いた。5~6kmあったろうか、或いはそれ以上か。原野の中の国道をとぼとぼ歩く、途中から植苗方向へ目星をつけた脇道を探して入…

’74年北海道の旅 -3-

【1974/9/8】 旅の3日目、午前中は大沼駅やその先の仁山のほうに向かって歩いてみた。背後に駒ケ岳を望み、ただただ広い原野に北海道に居ることを実感した。 延々と連なるワムの編成。お尻はまだ大沼駅構内を抜けていないようだ。このように遮るものなく全…

’74年北海道の旅 ー2ー

【1974/9/7】 初めての北海道の地は深夜1:35の函館駅連絡船待合室で幕開けとなった。 夜明けまでには時間があるので硬いベンチに横になるが、変な酔っ払いに絡まれないか、誰かに荷物を取られないかと心細い。眠い目には眩しい蛍光灯、潮の香りが混ざっ…

’74年北海道の旅 ー1ー

大学1年の夏休み、北海道へと旅立った。それは何もかもが初めて尽くしの旅だった。北海道はもとより初めての東北以北への旅、しかも13日間という長旅も初めてのことだったし、YHを利用するのも初めてだった。 その旅で乗車した鉄道車両の記録ノートと、ス…

書籍化してみた。

ブログの書籍化をしてみました。と言っても出版などという大それたものではなく、単なる製本化です。 きっかけはこの度のブログの引越し。ブログサービスの終了の告知があった際、「新たなサービスへデータのアウトプットをしてください。但し画像やコメント…

念願のワンショット

よくある構図であることは承知していますが、この場所でこの絵を撮ることが念願でした。 (2022/4/16 立川-日野) この季節の太陽の沈む方角と時刻。その時刻に見合うように通過する列車。しかもそれは稀に走る団体臨時列車を牽引する電機でなければならない…

ロクヨンの側面がキラリ

ロクヨンが前から横からライトアップされ、取り囲むギャラリーにも至福の時が流れて行きます。 順光・シチサンの王道カットを収めたい多くのギャラリーも、和気あいあいとポジションを交代していきます。 ということで、自ずと別のアングルに目が・・・。 照…

いすみ鉄道キハ28引退の報

いつでも会えると思うので、ここ数年はご無沙汰していたいすみ鉄道。 この今朝の突然の報はいささかショック。 そりゃご老体だからいずれはと思っていた。 こうして趣味の対象が続々と消えて行く昨今、自分にとってのこの趣味の行く末まで考えてしまう。 き…

勝沼のEF6418

勝沼ぶどう郷駅に隣接する公園にて静態保存されている、EF6418をライトアップしての鑑賞会が行われると聞いて出かけました。 「満開の桜の下」を期待したのですが、1週間前が満開だったようで少し残念。 暫くぶりの対面でしたが、この間に痛みが発生…

下吉田

沿線の桜を楽しみながら下吉田に来てみました。 ホームは結構な混雑です。どうやら新倉山の観光客のようで、山を見上げると坂道に連なる観光客の姿が見てとれました。 下吉田駅名物の電鈴式構内踏切も健在。「ちん、ちん、ちん」と懐かしい音色が鳴動すると…

桜を抜けて

ホームにそして駅を囲むように咲く桜を車窓に、列車が通り抜けます。 装いも新たに第二の人生を歩む元JR東海車。 外板に幾分かのお疲れが見えていたのが少し気掛かり。 ここは、どこか信州の駅?。 これが晩年に復刻塗装したパノラマアルプスだったらなと…

駅桜

ほぼ籠り切りだった今年の桜鉄でしたが、辛うじて1日だけ出かけてきました。 久しぶりに富士急線へ。自宅周辺は終わった桜も沿線は満開の様子。 禾生駅のそれに見とれて思わず下車。 庇付きの小さなベンチを覆う立派な桜です。 小さな駅を囲むように桜、桜…

鉄道公園機関車の春

D51451の続き番号であるD51452を訪ねて青梅鉄道公園に寄ってみました。 (2022/4/5) 大仰なタイトルに似合いませんが、遠目の桜を添えてみました。 鉄道公園内の桜は僅かしかありませんでしたが、公園前やその高台の斜面では綺麗の咲き誇っていま…

公園機関車の春

春、桜の季節となりました。 公園の機関車も満開の桜に包まれていました。 (2022/4/1 昭島市/D51451)

光る

それまでの雨脚が弱まったころを見計らって、近所の踏切へと出かけスナップ。 雨に濡れたレール面がひと際輝いていました。 (2022/3/19 青梅線)

桜の前に

あと数日で桜も開花という頃、線路脇に濃いピンクの花が一面に咲いていました。 (2022/3/17 昭島) 折角なら出来れば機関車で、そしてPFでと数日待っていましたら、盛りも過ぎつつある曇天の日になってしまいました。もうピンク色も冴えませんね。

国道駅

鶴見線の風景と言えば海芝浦とともに必ず紹介される「国道」駅。 10代半ばの頃に初めて訪れた時と何ら変わらない佇まい。そして澱んだ空気。背中に忍び寄る恐怖感(笑)。(ホントです。) 駅の開設当初は、ここに「臨港デパート」があり、生鮮品、用品雑貨…

鶴見小野駅

鶴見線ホームに立ったついでに2駅ほど乗ってみました。 降りたのは鶴見小野です。 有人時代の改札ラッチが残っています。無人化されて50年越え、これも歴史遺産?(笑) ラッチを抜けて階段をトントントンと上がればホーム、この身軽さがいいですね。 ただ…

ちょこっとお知らせ。

先月、こちらのブログサービスに引っ越して参りましたが、前サービスからの画像の継承が不可でした。 となれば手作業で貼り付けるしかないのですが、なにせ17年間のデータなので膨大な数量に作業を諦めていました。 しかしながら、友人から「そう言わずに…

鶴見駅3・4番線ホーム

ダイヤ改正で中間改札口の無くなった、鶴見駅鶴見線ホームに立ってみました。 確か6~7年前にも来ていますが、あの頃と何ら変わりありません。 陳腐な表現ですが、まさに「時計が止まったまま」でした。 天井ドームを支える無骨な骨組みの重厚感がいいです…

結果としての定点観測

自分のテツの原点としての跨線橋では、高架線を行く鶴見線をアイレベルで眺められます。 205系ではありますが、先頭車化改造されたブラックフェイスはどうも馴染めません。でもこの風景、即ち架線柱も柵も高架下の建物も、遠い記憶そのままでした。 (1979…

我がテツの原点の跨線橋

子どもが「デンシャ」好きになる場所と言えば、線路脇、踏切、そして跨線橋でしょうか。 鶴見線の高架線脇を進むと、その思い出の跨線橋に着きます。 (1969/1/5) 来るもの来るもの何にでもカメラを向けて、手元に電車の写真が増えていくことが嬉しかった頃。…

時を経て美しくさえ思う

鶴見駅西口から高架線に沿って歩いてみることにします。 西口バス乗り場一帯が駅からデッキで繋がっており、若い頃には見えなかった景観が展開します。 総持寺方向へと進みます。 大昔に見た光景と何ら変わらないはずですが、なぜか何か美しくさえ感じます。…

鶴見臨港鉄道を偲ぶ

鶴見駅中間改札の向こう側の鶴見線ホームは、かつての鶴見臨港鉄道の時代のもの。自分が10代20代の頃からずっと同じ佇まいを見せてくれているのが嬉しいです。 改札口が廃止されたら改めてホームに入ることとして、きょうは外観を眺めることにしました。…

鶴見駅中間改札の廃止

今回ダイヤ改正に合わせて、京浜東北線鶴見駅にあった鶴見線との乗り換えのための中間改札口が廃止になりました。 中間改札というとJRと他社線との乗り換え口のイメージ。ついついかつての鶴見臨港鉄道との乗り換え口を妄想してしまいますが、1971年3…

ちょっと寂しい上越線系統

高崎駅の在来線ホームに降りると両毛線小山行き211系が停まっていました。 ひと頃は湘南色115系がわんさかと居て、大いに目を楽しませてくれましたが、その姿はありません。 ホームの案内放送が小山行きの発車案内と併せて、「渋川、長野原方面は新前…

駅名楽し「ひみつの平日パス」

所用で群馬へ出かける日、「ひみつの平日パス」を購入しました。 従来からある「休日おでかけパス」の平日版で、昨年7月に続いてこの2月にも発売となったものです。 利用範囲や価格は”休日”と変わりありません。 つらつら路線図をみていると!!! 「むか…

朝日差し込む駅

2月、東向きが一面のガラスに覆われた駅に朝日が差し込んで来ました。 この駅が橋上化される前と何ら変わらない、同じ時期そして同じ時刻に。 あの頃は情緒あるホームと長い木製椅子に差し込んで来ました。 今、同じ朝日が自動改札機の影が私の足元まで、ぐ…