線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

2024-01-01から1年間の記事一覧

「能登路」を付けたキハ28撮影会

さきの能登半島地震で大きな被害を受けた「のと鉄道」の復興支援ということで、いすみ鉄道のキハ28に急行「能登路」のHMを掲げた撮影会が3月に行われた。 急行「能登路」のHMを下げDMH-17エンジンのアイドリング音を響かせるキハ28と、同じく「…

坂城駅

しなの鉄道坂城駅に行って来た。 木造駅舎が健在ではあるものの、新建材で改築された様子が窺える。アルミサッシの白さが目立ってしまっている。 駅名標の看板は2つ。 この駅にはオイルターミナルがあり、JR貨物のオイルタンカー列車が乗り入れて来る。構…

高尾発長野行き

3月のダイヤ改正で中央線篠ノ井線経由の高尾発長野行きが消え、大月発に姿を変えた。高尾駅の発車案内から長野の文字が消える前にとスナップしてみた。 中央線下りの発車案内に長野、大月、小淵沢と続く。大月行き10両は233系だ。 オレンジラインの2…

保谷にて

西武線保谷駅に隣接した広大な旧保谷車両管理所敷地のはずれに、シートをかぶったままの車両らしきものがあることに気付いたのは昨年のこと。そのシートが外されて、車両の姿が見えるようになったとのネット情報を、この2月に拝見し出かけてみた。 5号蒸気…

洗馬にて

南松本発の上り貨物列車(8872レ)を待ち受ける。 本屋から張り出した屋根が気になり、敢えてここで待ち受けた。列車は特急「しなの」の退避のため、2番線に進入して来たのだった。 機関車の停止位置は中津川方のずっと先だった。追いかけて行ってスナップ…

洗馬駅

昨年夏、宮ノ越駅の訪問時にここ洗馬駅もと考えたが、普通列車の本数の少ない中央西線では掛け持ち出来なかった。 今や貴重な木造駅舎。玄関扉や窓は残念ながらサッシ化されているものの、無粋なアルミ地色枠でないのが嬉しい。 出札窓口や小荷物受付窓口は…

南松本にて

ダイヤ改正前の2月、久しぶりに南松本へ行ってみた。いつも通りの公道側駐輪場脇のほか、駅に隣接した駐車場からもスナップ出来るようになっていた。以前はエレベータ設置工事の資材置き場で立ち入り出来なかったと記憶している。 至近からの前面アップ。厳…

鶴見線の新型車

昨年末から走り始めた鶴見線のE131系1000番台。あっと言う間に増殖し、2月上旬のこの日は、もはや205系は朝夕のラッシュにチラリと顔を出す程度だった。 「国鉄臭(笑)」の無い車内は明るい。座布団と背もたれの色が異なるというのも面白い。 鶴…

雪の降った日

節分を過ぎた途端に東京は雪となった。北からの寒気団が覆う中、冬型気圧配置がくずれて南岸を低気圧が通過・・・。こんな条件下で雪となるとか。 そんな雪が降ると、いい歳をしてソワソワして外の積もり具合が気になって仕方が無い。朝から降り始めた雪が、…

競馬場線 -2-

競馬場線は僅か1km弱のミニ路線、沿線は閑静な住宅地だが、こんもりとした森に大きな鳥居が見えたので寄ってみた。 そこには「武蔵国府八幡宮」とあった。 旧甲州街道から鳥居へと続く参道を競馬場線が横切っている。 踏切を渡った先は鬱蒼とした森が広が…

競馬場線 -1-

京王の競馬場線に行って来た。というか、初めて乗って来た。 東府中を発車すると次は終点、府中競馬正門前。「前」と言えば前だけれど、ほぼ一体化していると言っても良さそうで、改札口からまっすぐに競馬場へと屋根付き通路で進んで行ける。 レースの無い…

枯野を行く -2-

冬枯れの野を吹き抜ける北風は一向に衰えることなく吹き付けて来る。そのお蔭か広大な空に雲が湧くことも無く、見事な夕日が期待できそうだ。 日没まではまだ時間がある。太陽の沈む位置、列車との角度を想像しながらその時を待つ。 築堤と電車の側面をオレ…

枯野を行く -1-

師走に訪れ広大な田園風景に魅了された栗橋~新古河の風景。好天の天気予報を受け、途中下車さんと共に再訪した。 前回と同じアングルは避けたいと思い場所を探すが、この日は強烈な北西季節風に体を持って行かれそうになるなどの悪戦苦闘。そんな中、冬枯れ…

神戸電鉄 昭和の電車

初めて乗った神戸電鉄。車両形式の予備知識は無いけれど、昭和チックな電車にも乗り合わせることが出来た。そこで目にした駅や車内のスナップなど。 オジサンには嬉しい電照式の番線案内。(新開地にて) 2つ扉の超ロングシート。緑色系に配色されたシート…

神戸電鉄 有馬温泉駅

三田まで乗ってみる時間的余裕は無かったので、有馬口から有馬温泉駅に来てみた。 有名温泉地の表玄関としての駅だが、思い描いていた風情とは違っていた。駅前も狭隘で送迎のマイクロバスが頻繁に入って来ていた。 駅の上には神戸電鉄のネオンサインがあっ…

神戸電鉄 箕谷駅

鈴蘭台から三田方面に乗り換え、山懐に抱かれた箕谷駅に降りてみた。 屋根は近年吹き替えられたような様子だが、玄関脇の板壁が侘しさを醸し出す。 駅前には食料品店と洋装品店があった。 改札口には自動改札機がしっかりとゲートを固めている。神戸電鉄では…

神戸電鉄 三木上の丸駅

神戸電鉄に乗るのは今回が初めてだった。途中、珍しく古めかしい駅舎が目についたので降りてみた。 「木造駅舎」と言えば確かに木造だが、所謂「木造駅舎」の趣は無いものの、当線においては貴重なものかも。 改札口の先、数メールの場所に簡素な待合室があ…

三木鉄道記念公園

北条鉄道への往復には神戸電鉄を利用した。その神戸電鉄三木駅から徒歩10分ほどの場所にある三木鉄道公園に行ってみた。 旧三木駅舎が堂々とした佇まいで残っている。旧駅舎は地域交流施設として、元国鉄三木線そして旧三木鉄道時代の写真や物品の展示がな…

粟生駅跨線橋

北条鉄道の粟生駅はJR加古川線との共同使用となっている。というか元々は同じ国鉄線なので当たり前か。駅は無人で中間改札も無いものの、JR側のIC乗車券所持の乗客に対応出来るようタッチのみの簡易機がある。 加古川線加古川方面ホームに立つと、好ま…

北条鉄道 キハ40535が行く

北条鉄道のHPではキハ40の運用予定が掲載されており、この日は日中全ての列車に充当となっていた。そこで、フリーきっぷを手に長→播磨下里→法華口→播磨下里と降りては、駅舎を撮ってキハ・ヨンマルを撮ってと繰り返した。 (播磨下里-長) 電柱を支える電…

北条鉄道 網引駅

翌日、網引駅に降りた。 すっきりした面持ちの駅舎。一見相撲部屋を思わせる大き目の駅名看板があった。駅舎内の待合室にあった資料によると、火災消失による再建とのこと。残念だ。 駅舎脇には戦時中にあった飛行機の不時着と、そこに遭遇した列車転覆事故…

北条鉄道 法華口駅

日中は1時間に1本のパターンダイヤ。駅に降りてスナップして次の上り列車を待つ間に粟生からの折返し下りをスナップ。そんなことをしていると1時間の待ちは苦痛というより心地よい時間だ。 ということで播磨下里の隣の法華口に降りた。 この駅名標こそが…

北条鉄道 播磨下里駅

長駅の隣、播磨下里駅に降りる。 列車が行ってしまうとホームには午後の長閑な時間が流れる。郵便ポストに電話ボックスがあるということは、そこそこ人の流れがあるということか。駅舎玄関の両脇には自販機が鎮座している。 お尻が沈みこむように優美なカー…

北条鉄道 長駅

旧国鉄北条線時代の木造駅舎が残っていると聞き出かけて来た。 こじんまりした佇まい。玄関に扉は無い。一見すると農家の納屋のような雰囲気にも思える。隣にはトイレがあり駅舎と一体のようにも見える。 容赦なく風が吹き抜けて行くであろう開口部。凍てつ…

腰越にて

江ノ島の龍口寺前から腰越まで、電車道を散歩がてら歩いてみた。冬の陽射しは高度が低く、沿道の建物の影が伸び車体がまだら模様になってしまうようだった。 藤沢行きが到着し発車。通りがかったスポーツ愛好会?の方々大勢が電車の発車を見送る。 発車直後…

構内踏切の廃止 長谷駅

江ノ島駅から長谷駅に来た。 長谷観音をお参りして帰って来ると、出迎えてくれるのがこの改札口。鎌倉方面のりば、藤沢方面のりばへの案内が実に明快だ。 藤沢方面へと踏切を渡る際の注意書き。 海側への出口もあるが、山側の観音様を目指す方々は踏切が開く…

構内踏切の廃止 江ノ島駅

年明け早々に、江ノ島駅と長谷駅にある構内踏切を廃止するとの会社からのアナウンスがあった。 これまで見て来た当たり前の光景が消えてしまうのかと残念に思い、お名残スナップに出掛けた。まずは江ノ島駅 鎌倉方面行きが到着。慌てることはありません、暫…

万世橋の情景

かつては都電が走り、交通博物館があり少年たちの憧れのスポットだった秋葉原の万世橋。そんな橋の袂と中央線のガードに挟まれた場所に今も建つ「肉の万世」の営業が、この3月末で終わるという。 (1970/4) 交通博物館に遊びに行った日、父親から借りて来…

春日部スナップ

8111編成のこの日の運用は、大宮~柏をひたすら往復するものだった。3つの鉄橋で何往復かを撮影できたが、次の折返しでは日も傾く時刻となるので春日部へと移動して到着ホームで待ち受けた。 あの頃の東武と言えば、このツートンカラーだったなと、懐か…

野田線 江戸川橋梁

こちらの鉄橋は、1930年製だが一部は1955年の河川改修の際に架け替えとの事。(南桜井-川間) 川間方は3連のトラス、南桜井方はプレートガターが連なり、撮りようによっては2度美味しいアングルを得られるのかも知れない。 20m両開き4つドア、戸袋窓…