線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

・・・。

鶴見線の新型車

昨年末から走り始めた鶴見線のE131系1000番台。あっと言う間に増殖し、2月上旬のこの日は、もはや205系は朝夕のラッシュにチラリと顔を出す程度だった。 「国鉄臭(笑)」の無い車内は明るい。座布団と背もたれの色が異なるというのも面白い。 鶴…

雪の降った日

節分を過ぎた途端に東京は雪となった。北からの寒気団が覆う中、冬型気圧配置がくずれて南岸を低気圧が通過・・・。こんな条件下で雪となるとか。 そんな雪が降ると、いい歳をしてソワソワして外の積もり具合が気になって仕方が無い。朝から降り始めた雪が、…

枯野を行く -2-

冬枯れの野を吹き抜ける北風は一向に衰えることなく吹き付けて来る。そのお蔭か広大な空に雲が湧くことも無く、見事な夕日が期待できそうだ。 日没まではまだ時間がある。太陽の沈む位置、列車との角度を想像しながらその時を待つ。 築堤と電車の側面をオレ…

枯野を行く -1-

師走に訪れ広大な田園風景に魅了された栗橋~新古河の風景。好天の天気予報を受け、途中下車さんと共に再訪した。 前回と同じアングルは避けたいと思い場所を探すが、この日は強烈な北西季節風に体を持って行かれそうになるなどの悪戦苦闘。そんな中、冬枯れ…

神戸電鉄 昭和の電車

初めて乗った神戸電鉄。車両形式の予備知識は無いけれど、昭和チックな電車にも乗り合わせることが出来た。そこで目にした駅や車内のスナップなど。 オジサンには嬉しい電照式の番線案内。(新開地にて) 2つ扉の超ロングシート。緑色系に配色されたシート…

粟生駅跨線橋

北条鉄道の粟生駅はJR加古川線との共同使用となっている。というか元々は同じ国鉄線なので当たり前か。駅は無人で中間改札も無いものの、JR側のIC乗車券所持の乗客に対応出来るようタッチのみの簡易機がある。 加古川線加古川方面ホームに立つと、好ま…

北条鉄道 キハ40535が行く

北条鉄道のHPではキハ40の運用予定が掲載されており、この日は日中全ての列車に充当となっていた。そこで、フリーきっぷを手に長→播磨下里→法華口→播磨下里と降りては、駅舎を撮ってキハ・ヨンマルを撮ってと繰り返した。 (播磨下里-長) 電柱を支える電…

腰越にて

江ノ島の龍口寺前から腰越まで、電車道を散歩がてら歩いてみた。冬の陽射しは高度が低く、沿道の建物の影が伸び車体がまだら模様になってしまうようだった。 藤沢行きが到着し発車。通りがかったスポーツ愛好会?の方々大勢が電車の発車を見送る。 発車直後…

構内踏切の廃止 長谷駅

江ノ島駅から長谷駅に来た。 長谷観音をお参りして帰って来ると、出迎えてくれるのがこの改札口。鎌倉方面のりば、藤沢方面のりばへの案内が実に明快だ。 藤沢方面へと踏切を渡る際の注意書き。 海側への出口もあるが、山側の観音様を目指す方々は踏切が開く…

構内踏切の廃止 江ノ島駅

年明け早々に、江ノ島駅と長谷駅にある構内踏切を廃止するとの会社からのアナウンスがあった。 これまで見て来た当たり前の光景が消えてしまうのかと残念に思い、お名残スナップに出掛けた。まずは江ノ島駅 鎌倉方面行きが到着。慌てることはありません、暫…

春日部スナップ

8111編成のこの日の運用は、大宮~柏をひたすら往復するものだった。3つの鉄橋で何往復かを撮影できたが、次の折返しでは日も傾く時刻となるので春日部へと移動して到着ホームで待ち受けた。 あの頃の東武と言えば、このツートンカラーだったなと、懐か…

車輛配置の標記が消えている!

年末から年明けになり、日頃見かける中央線233系の車両配置の標記「八トタ」を消された車両を見かけるようになり、日ごとに増殖しているようだ。先般の山陰旅行でも標記の無い車両を散見したのだが、これは全国的な方向なのだろうか。 (1982/10/16 上野…

転轍器小屋

影森名物と言えば転轍器小屋。 三峰口方の踏切の脇にひっそり佇むソレ。 今なお残ってくれているのが嬉しいが、かなり痛みが進行している雰囲気だった。 中を覗くと時刻表らしきものが貼られていた。 拡大してみる。列車番号と時刻がびっしりと書き込まれて…

エア急の名に別れ

11月のダイヤ改正で、京急の列車種別「エアポート急行」が消えて元の「急行」に戻ったが、消える前にあのヒコーキマークをカメラに収めた。 乗車位置を知らせるマーク(川崎) 発車案内(川崎) 方向幕(もはや「幕」じゃなく表示器?) 列車到着案内(穴…

あけまして おめでとうございます。

おくればせの武川ギラリ

2週間ほど前に初めて降りた武川。武川の名は「武川のギラリ」で知ってはいたが、これまでずっとトライすることは無かった。今回、折角熊谷まで来ているので初めてその場所に立ってみた。 16時、西に傾いた陽射しがオレンジ色を徐々に増す頃、その側面をキ…

整然と古枕木

これまで全く気にかけることの無かった景観が、ある時俄然気になってしまった。それは下り上越新幹線が熊谷駅に差し掛かる直前の眼下、高崎線をオーバークロスした秩父鉄道が大きくカーブして熊谷駅へと進入していく場所だ。 見れば築堤の周りには古枕木を使…

銀色電車

色々なカラーリングで目を楽しませてくれた元国鉄101系が引退し、銀色電車ばかりになった秩父鉄道。自然と足が遠のいていたが、先般、久しぶりに訪ねると旧三田線の5000形がカッコ良く思え、あらためてカメラを向けてみた。 以前はその強面の面構えに…

127系デビューってことで

浜川崎支線に行ってみた。 まずは尻手駅にて。ずっと昔に新潟で会って以来の電車だけれど、「お古」というより「新車」のように見えてしまった。 浜川崎へ。大昔にもこんなカットを撮った気がするが、あの頃は手前の柵は無かった。 車内をスナップ。吊広告が…

松江駅にて

新幹線型の高架駅となっている松江駅。あまりに味気ないホームなのだが旅の記録にスナップした。 上り「サンライズ出雲」到着。 のびのび座席の小窓がズラリと並ぶ。 先頭7号車で最後部が1号車。岡山で待つ「サンライズ瀬戸」の後部に連結し、東京へ向かう…

新見という名

夜、新見駅に行ってみた。 「新」と「見」の文字を見ると、自分には慣れ親しんだ「新鶴見」に一瞬見えてしまうという妙な感覚がある。 都会のように運休や遅れを知らせる案内放送は聞こえず、駅員に詰めよる乗客も居なく、駅はひっそりしていた。ただ姫新線…

羽黒下今昔

実はこの羽黒下駅には1971年3月に訪れています。中学の卒業式を終え高校入学前の春休みに、友人2人と連れだって横浜からの日帰り撮影旅を敢行しました。 早朝に家を出て上野から急行「妙高1号」に乗り、小諸から小海線に入り中込へ。中込機関区を見学…

地域間急行列車って

先日立ち寄った本屋さんで昭和の時代の貨物列車について記述された書籍(※)に目が止まった。 ページをめくるとそこには操車場、パンプ、解結貨物、専用貨物などの懐かしい語句が並んでいた。元来、貨車や貨物列車にはあまり興味を持ってこなかった自分だが…

木次線車窓

「奥出雲おろち号」の車窓(と言ってもトロッコ車両なので、いわゆる「窓」はありませんが)から木次線を楽しみます。 イベント列車でありながら、意外にも各駅停車で備後落合を目指します。すると趣ある木造駅舎が次々と目に入りました。 雨どいが真新しく…

奥出雲おろち号に乗る

DE10+スハフ12+スハフ13の編成で入線してきた「奥出雲おろち号」を観察します。 区名札には「後」。後藤総合車両所配置とのことですが、あの「後藤工場」の「後藤」と、自分の中では結びつきます。 備後落合方のスハフ13がトロッコ車両に改造さ…

デハニ52

出雲大社前駅にはデハニ52が保存展示されています。前回訪問時は展示場所の整備中で近寄れず、悔しい思いをしたものでした。 一歩車内に踏み入れると木造車独特の「香」が立ち込めています。保存展示に合わせて車内の模様替えが行われているようですが、吊…

2コパン!

西武2000系の前パン車は、そのパンタグラフが2丁ついています。(その姿を「2丁パンタ」とか「Wパンタ」と呼ぶのがフツウかと思いますが、ついつい自分は「2コパン」と呼んでしまっています。) 2丁パンタの車両は中間車ではよく見かけますが、先頭…

前パンの西武2000系

西武線の沿線を時折散歩している内に、前パンの2000系に出会うことがあったので、今回はそれを狙ってみることにしました。 (西武立川-武蔵砂川) (狭山市) (狭山市) (新狭山-狭山市) 菱型パンタをきりりと立てて颯爽と走ってくる姿はカッコイイ…

チラリと 秋田内陸線

桜見物のツアーは岩手から秋田へ。 角館近郊の西木地区にあるカタクリの里を訪れたものの、桜同様にカタクリも見頃をとうに過ぎており、栗林に群生するカタクリは花が落ち一面緑の草原でした。 ツアーとしてはガッカリのカタクリの里ですが、自分としてはす…

北上展勝地にて

四月の終わりころ、東北の桜を見物するツアーに参加。ところが今年の桜は全国的に超駆け足で満開を迎えてしまい、例年なら見頃ドンピシャのこの時期にも拘わらず「新緑を愛でるツアー」となってしまいました。 北上川を挟んで北上駅の反対側にあるここ北上展…