今年3月、銚子電鉄の2001+2501の編成が引退した。電鉄から最後のお名残運転予定の告知があり、久しぶりに出かけて来た。考えてみると導入時の緑色時代に会って以来であり、これがお別れとなった。
銚子電鉄と言えばやはり君が浜。あの4種踏切でスナップ。
そしてやはりキャベツ畑を行く様子。
2001は湘南顔、国鉄70系や80系を彷彿させるその顔立ちと金太郎塗りだ。笠上黒生の構内踏切からスナップしてみた。
湘南顔の運転席は広々とし視界も良さそうだ。緑のトンネルをくぐるのも、もうオシマイ。
仲ノ町には後輩の元南海2200が美しく整備され、今か今かとデビューを待っていた。
ところで今回の2001編成引退と聞いての銚子行きは、自分としても不義理だったかも知れぬ。伊予鉄から移籍当初にカメラを向けたものの、それ以来ほとんどご無沙汰してしまっていたからだ。
(2010/1/23)
2009年にやって来て、暫くの間は外川の引き上げ線に留置されていた。京王時代の緑色に復刻されているが未だ車番等は取り付けられていない様子。
その後は何かのついでにカメラを向けた程度で、僅かなコマしか撮っていない。一体何故かと振り返ると、こんな理由が思い当たる。
・2両固定編成の入線で、銚電=単行電車のイメージが崩れた。
・緑色が地味で風景に溶け込んでしまった。
・外川方の2501と2502の前面が、どうも好きになれない。
・ダイヤ改変で、日中の運転がそれまでの2編成使用から1編成使用になったことで、列車間隔が空いたことと笠上黒生の交換が無くなり面白みが減った。
ここで不義理を反省し、同期入線の2002編成と新顔の元南海電車には早い内に会いに行こうと思ったのだった。(笑)
(特記以外 2024/3/10)