線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

・・・に行ってきました

洗馬駅

昨年夏、宮ノ越駅の訪問時にここ洗馬駅もと考えたが、普通列車の本数の少ない中央西線では掛け持ち出来なかった。 今や貴重な木造駅舎。玄関扉や窓は残念ながらサッシ化されているものの、無粋なアルミ地色枠でないのが嬉しい。 出札窓口や小荷物受付窓口は…

競馬場線 -1-

京王の競馬場線に行って来た。というか、初めて乗って来た。 東府中を発車すると次は終点、府中競馬正門前。「前」と言えば前だけれど、ほぼ一体化していると言っても良さそうで、改札口からまっすぐに競馬場へと屋根付き通路で進んで行ける。 レースの無い…

神戸電鉄 有馬温泉駅

三田まで乗ってみる時間的余裕は無かったので、有馬口から有馬温泉駅に来てみた。 有名温泉地の表玄関としての駅だが、思い描いていた風情とは違っていた。駅前も狭隘で送迎のマイクロバスが頻繁に入って来ていた。 駅の上には神戸電鉄のネオンサインがあっ…

神戸電鉄 箕谷駅

鈴蘭台から三田方面に乗り換え、山懐に抱かれた箕谷駅に降りてみた。 屋根は近年吹き替えられたような様子だが、玄関脇の板壁が侘しさを醸し出す。 駅前には食料品店と洋装品店があった。 改札口には自動改札機がしっかりとゲートを固めている。神戸電鉄では…

神戸電鉄 三木上の丸駅

神戸電鉄に乗るのは今回が初めてだった。途中、珍しく古めかしい駅舎が目についたので降りてみた。 「木造駅舎」と言えば確かに木造だが、所謂「木造駅舎」の趣は無いものの、当線においては貴重なものかも。 改札口の先、数メールの場所に簡素な待合室があ…

三木鉄道記念公園

北条鉄道への往復には神戸電鉄を利用した。その神戸電鉄三木駅から徒歩10分ほどの場所にある三木鉄道公園に行ってみた。 旧三木駅舎が堂々とした佇まいで残っている。旧駅舎は地域交流施設として、元国鉄三木線そして旧三木鉄道時代の写真や物品の展示がな…

北条鉄道 網引駅

翌日、網引駅に降りた。 すっきりした面持ちの駅舎。一見相撲部屋を思わせる大き目の駅名看板があった。駅舎内の待合室にあった資料によると、火災消失による再建とのこと。残念だ。 駅舎脇には戦時中にあった飛行機の不時着と、そこに遭遇した列車転覆事故…

北条鉄道 法華口駅

日中は1時間に1本のパターンダイヤ。駅に降りてスナップして次の上り列車を待つ間に粟生からの折返し下りをスナップ。そんなことをしていると1時間の待ちは苦痛というより心地よい時間だ。 ということで播磨下里の隣の法華口に降りた。 この駅名標こそが…

北条鉄道 播磨下里駅

長駅の隣、播磨下里駅に降りる。 列車が行ってしまうとホームには午後の長閑な時間が流れる。郵便ポストに電話ボックスがあるということは、そこそこ人の流れがあるということか。駅舎玄関の両脇には自販機が鎮座している。 お尻が沈みこむように優美なカー…

北条鉄道 長駅

旧国鉄北条線時代の木造駅舎が残っていると聞き出かけて来た。 こじんまりした佇まい。玄関に扉は無い。一見すると農家の納屋のような雰囲気にも思える。隣にはトイレがあり駅舎と一体のようにも見える。 容赦なく風が吹き抜けて行くであろう開口部。凍てつ…

野田線 江戸川橋梁

こちらの鉄橋は、1930年製だが一部は1955年の河川改修の際に架け替えとの事。(南桜井-川間) 川間方は3連のトラス、南桜井方はプレートガターが連なり、撮りようによっては2度美味しいアングルを得られるのかも知れない。 20m両開き4つドア、戸袋窓…

野田線 庄内古川橋梁

庄内古川とは(現)中川の旧名とのこと。川幅も広くなくワンスパンで渡り切っている。トラス橋であることが少し大袈裟なような、それでいて愛嬌あるような佇まいに思えた。(1930年製 藤の牛島-南桜井) 庄内の文字に庄内平野を連想しつつ、接近戦でのアン…

野田線 古利根川橋梁

昨年秋から野田線に8111編成が一般運用されはじめ、機会があれば撮ってみようかと考えていた。沿線の様子を掴めないでいる中、途中下車さんから手頃な鉄橋が3つあるよと教えていただき、ご一緒させていただいた。 古利根川橋梁(1930年製 春日部-藤の…

鶴見線 -3-

浅野から国道に来た。 ここに来たテツな方々の誰もが撮るであろう高架下の暗がりと看板。或る意味で結構有名なアイテムなのかも知れぬ。ここから鶴見まで歩いてみることにした。 高架下の住居の住み心地はどうだろうか。橋脚は隣家との仕切りになっているの…

鶴見線 -2-

浅野駅に歩いて来た。 浅野駅と門型鉄塔。その昔には画面右手に「安善町のガスタンク」があったなぁ。 海芝浦支線のホーム。その昔は頭上に工場内へと続く原材料の搬送路があり、絶え間なくガラガラと音がしていた。 海芝浦支線下りホームから本線を望む。ト…

鶴見線 -1-

昨年末の或る日、ふと思い立ち鶴見線に出掛けた。 (鶴見) 鶴見線の鶴見駅と言えば、やはりこのカット この日の翌週にはコレがデビューするのだとか。これまではいつの時代も都心を走って来た電車の「最後のご奉公の場」のここだったが、ついに新車投入の時…

まきば線まつり

成田ゆめ牧場のまきば線に行ってみた。この日は羅須地人鉄道協会さんの所有する車両を可能な限り走らせるとのことで、久しぶりに出かけたのだった。師走の北風が冷たかったものの、晴天に恵まれて610mmナローゲージを堪能出来た。 3号機+6号機+立山…

栗橋-新古河 -3-

東武日光線に来たからには、やはり注目は新型スペーシア「X」。昼前に上り2本、午後1時過ぎにはその浅草からの折返しで下り2本と、丁度良い頃合いで姿を見せてくれる。 利根川橋梁を渡り終え、築堤を下ってくる上り「X」。奥にはその利根川橋梁が遠望でき…

栗橋-新古河 -2-

栗橋を発車した下り電車は左にカーブを切ると、住宅地を過ぎ田園地帯を直進。築堤を登りながら大きく右カーブを進み利根川橋梁へと突っ込んでいく。 大昔、日光へと向かう6000形の快速列車の車内から、夏空の車窓の下、緑一面の広大な風景を見て感動した…

栗橋-新古河 -1-

東武日光線の利根川橋梁にやって来た。 広大な川幅に架かるその姿は実に壮大だ。 河川敷に降りてみる。橋脚の水位計がものものしい。ここから川面は全く見えないが、この水位計が役目を果たすような事態を想像すると怖さが増す。 下流側にくぐってみた。巨大…

上長瀞

先月にも来たばかりの荒川河川敷に来た。 それは2丁パンタをシルエットで抜きたくてのこと。それまで無かった雲が浮かび始め、ドラマチックな空を背景にすることが出来た。 機関車アップでもう一枚。 陽が沈みその後のマジックアワーも終わる頃、待合室の窓…

和銅黒谷

ここは秩父駅近くでありながら鄙びた農村風景もあり好きな駅だ。 ホーム上屋を横目に下り貨物が進入してきた。 和銅黒谷は影森もそうだが、ドアカットが行われる駅。電車のドアガラスに注意書きが貼られているほか、このように看板も掲出されている。 このと…

影森

このところ秩父鉄道に出掛けている。この日は久しぶりに影森に来てみた。 近くの踏切から駅構内を見渡す。いつもたむろしていたはずの黒貨車はおらずガランとした構内だったが、見ている内に駐留する電車が増え、下り電車が到着すると4本並びになった。 程…

荒川河川敷

カメラアングルとして有名な荒川河川敷だが、なぜか今まで降りたことは無かった。上長瀞駅には何度も来ているのに・・・。 まだ日が高い分、川面の反射が力強い。下り貨物が通過する、そろそろ2丁パンタの季節になるはずだが、まだだった・・・。 かなり日が…

上長瀞駅

何年かぶり上長瀞に降りてみた。 特徴あるホームの待合室も健在だ。上田電鉄の八木沢駅に似た、この少し不安定な佇まいが愛らしい。 元東急の電車もすっかり田舎の風景に慣れて来た。(かな?) 本屋側の古レールを多用した上屋も健在。幅広いホームの造りは…

皆野駅

皆野駅に降りてみた。 駅前は料理屋さんとタクシー会社。 駅の構内はずれあたりにも4種踏切があった。秩父鉄道の4種踏切には人感センサーがあり、人が近づくと「危ない!」と音声が流れる。 駅に戻り改札を出ると三峰口方面の乗場。熊谷方面は向こうのホー…

秩父散歩

昨年秋は秩父鉄道詣でが続き、この日も秩父市内の散歩にお出掛け。 お花畑駅から秩父神社とその周辺へとレトロな街並みを散策堪能しつつも、やはり線路が気になるので、ついついそちらへと舵を切ってしまった。 古枕木を見ればここが鉄道施設であることが判…

北品川

新馬場駅前に戻り旧東海道品川宿を歩きながら北品川駅へやって来た。 駅に隣接する踏切も高架化により、いずれ消えることになる。下り電車が通過して新馬場の高架に駆け上がるころ踏切が空く。 新馬場から駆け下りて来る快特。こんな絵もいずれ過去帳入りと…

東品川公園

大鳥居から蒲田経由で品川区の東品川公園へ向かう。最寄は「新馬場駅の南口」だが、と言うよりも「旧 南馬場」のほうがしっくりする。ここに降りたのは高架化完成以来のこと、隣接のお寺境内に沿った高架柱の佇まいが昔のままだった。 元西武のピッツバーク…

萩中公園

新年早々に甚大な災難と事故に見舞われた正月。これを最後に是非とも穏やかな1年になって欲しいと願うばかりです。弊ブログにおきましては、昨年末に続いての振り返りネタとなりますが、よろしければお付き合いくださいませ。(2024/1/4) ********…