今回の駅巡りにあたって、事前にネットで調べてみたのですが、その中で特に興味を引いたのが浅内です。
駅舎からホームまでは少し離れていました。恐らくかつては幾筋もの引き込み線が走っていたのかな、貨物の積み下ろしでもやっていたのかなと、思わせる空間が広がっていました。
待合室に入ると、見覚えのある絵本のページが並んでいます。息子の絵本にと選んだ記憶があるのですが、どこへしまったやら・・・。あの絵本の終着駅が実在の駅、しかも今、自分が降り立っている駅だったとは、と感慨にふけってしまいました。
事前のネット情報で興味を引いたのが、これ、給水塔です。DCが数往復するだけの盲腸線と勝手に思っていたのですが、かつては蒸気機関車が駐泊し貨物の積み出しが行われ、活気ある線区だったことを物語っているかのような貴重な遺構だと思います。
ホームはだいぶ草蒸してきました。この停目を目印にDCが発着する日はもう来ないのでしょうか。
(2013.10.13)