夏休み期間中の新規ネタの仕入れが滞りまして在庫が無くなりました。(笑)
これからは、大昔の思い出ネタをしばらく続けさせていただいきます。 **********
1975年9月、北海道で最後の活躍をする蒸機を撮る目的で渡道していたのですが、折角来たのだから他の鉄道シーンも見ておこうと思ったのか、或る日、張碓駅に立ち寄っていました。
石狩湾に面しホームの直ぐ下は海岸です。そんな景色に惹かれて降りたのかも知れません。山線のクイーン「北海」が通過して行きます。
立っているホームの下は海、そして背後はトンネル、反対側ホームの脇はそそり立つ絶壁、周囲に人家はありません。
なぜこんな場所に駅があるのだろうかと不思議です。夏には海水浴客の利用もあったようで、2006年に廃止となるまでに、1990年には夏季のみの臨時駅、1998年に通年休止という経過を辿っています。
一方、昭和40年代には画面右奥に採石場があり、この駅から延びた専用線を使ってバラストの積み出しが行われていたようだ、とのネット記事も目にしました。 (1975/9/14)