線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

2024-01-01から1年間の記事一覧

構内踏切の廃止 長谷駅

江ノ島駅から長谷駅に来た。 長谷観音をお参りして帰って来ると、出迎えてくれるのがこの改札口。鎌倉方面のりば、藤沢方面のりばへの案内が実に明快だ。 藤沢方面へと踏切を渡る際の注意書き。 海側への出口もあるが、山側の観音様を目指す方々は踏切が開く…

構内踏切の廃止 江ノ島駅

年明け早々に、江ノ島駅と長谷駅にある構内踏切を廃止するとの会社からのアナウンスがあった。 これまで見て来た当たり前の光景が消えてしまうのかと残念に思い、お名残スナップに出掛けた。まずは江ノ島駅 鎌倉方面行きが到着。慌てることはありません、暫…

万世橋の情景

かつては都電が走り、交通博物館があり少年たちの憧れのスポットだった秋葉原の万世橋。そんな橋の袂と中央線のガードに挟まれた場所に今も建つ「肉の万世」の営業が、この3月末で終わるという。 (1970/4) 交通博物館に遊びに行った日、父親から借りて来…

春日部スナップ

8111編成のこの日の運用は、大宮~柏をひたすら往復するものだった。3つの鉄橋で何往復かを撮影できたが、次の折返しでは日も傾く時刻となるので春日部へと移動して到着ホームで待ち受けた。 あの頃の東武と言えば、このツートンカラーだったなと、懐か…

野田線 江戸川橋梁

こちらの鉄橋は、1930年製だが一部は1955年の河川改修の際に架け替えとの事。(南桜井-川間) 川間方は3連のトラス、南桜井方はプレートガターが連なり、撮りようによっては2度美味しいアングルを得られるのかも知れない。 20m両開き4つドア、戸袋窓…

野田線 庄内古川橋梁

庄内古川とは(現)中川の旧名とのこと。川幅も広くなくワンスパンで渡り切っている。トラス橋であることが少し大袈裟なような、それでいて愛嬌あるような佇まいに思えた。(1930年製 藤の牛島-南桜井) 庄内の文字に庄内平野を連想しつつ、接近戦でのアン…

野田線 古利根川橋梁

昨年秋から野田線に8111編成が一般運用されはじめ、機会があれば撮ってみようかと考えていた。沿線の様子を掴めないでいる中、途中下車さんから手頃な鉄橋が3つあるよと教えていただき、ご一緒させていただいた。 古利根川橋梁(1930年製 春日部-藤の…

迎光号

正月早々に大きな災害と事故に見舞われた三が日は初撮りも地味目に。「京王レールらんど」で「迎光号」のヘッドサインが掲げられているというので出かけて来た。 京王線特急「迎光」。コレを見ただけで、どんな正月飾りよりも”正月らしさ”を感じる。 600…

地平時代の京浜鶴見

先般、遠来の旧友らと鶴見で逢い、学生時代のテツな昔話に花が咲いた。それは50年に及ぶ互いの空白の時を埋めるに余りある濃密なひと時だった。そんな至福の宴を終えてなお鶴見駅への途中、国鉄鶴見駅東口一帯と京急鶴見駅の高架化前の話となった。 自分の…

鶴見線 -3-

浅野から国道に来た。 ここに来たテツな方々の誰もが撮るであろう高架下の暗がりと看板。或る意味で結構有名なアイテムなのかも知れぬ。ここから鶴見まで歩いてみることにした。 高架下の住居の住み心地はどうだろうか。橋脚は隣家との仕切りになっているの…

鶴見線 -2-

浅野駅に歩いて来た。 浅野駅と門型鉄塔。その昔には画面右手に「安善町のガスタンク」があったなぁ。 海芝浦支線のホーム。その昔は頭上に工場内へと続く原材料の搬送路があり、絶え間なくガラガラと音がしていた。 海芝浦支線下りホームから本線を望む。ト…

鶴見線 -1-

昨年末の或る日、ふと思い立ち鶴見線に出掛けた。 (鶴見) 鶴見線の鶴見駅と言えば、やはりこのカット この日の翌週にはコレがデビューするのだとか。これまではいつの時代も都心を走って来た電車の「最後のご奉公の場」のここだったが、ついに新車投入の時…

まきば線まつり

成田ゆめ牧場のまきば線に行ってみた。この日は羅須地人鉄道協会さんの所有する車両を可能な限り走らせるとのことで、久しぶりに出かけたのだった。師走の北風が冷たかったものの、晴天に恵まれて610mmナローゲージを堪能出来た。 3号機+6号機+立山…

栗橋-新古河 -3-

東武日光線に来たからには、やはり注目は新型スペーシア「X」。昼前に上り2本、午後1時過ぎにはその浅草からの折返しで下り2本と、丁度良い頃合いで姿を見せてくれる。 利根川橋梁を渡り終え、築堤を下ってくる上り「X」。奥にはその利根川橋梁が遠望でき…

栗橋-新古河 -2-

栗橋を発車した下り電車は左にカーブを切ると、住宅地を過ぎ田園地帯を直進。築堤を登りながら大きく右カーブを進み利根川橋梁へと突っ込んでいく。 大昔、日光へと向かう6000形の快速列車の車内から、夏空の車窓の下、緑一面の広大な風景を見て感動した…

栗橋-新古河 -1-

東武日光線の利根川橋梁にやって来た。 広大な川幅に架かるその姿は実に壮大だ。 河川敷に降りてみる。橋脚の水位計がものものしい。ここから川面は全く見えないが、この水位計が役目を果たすような事態を想像すると怖さが増す。 下流側にくぐってみた。巨大…

車輛配置の標記が消えている!

年末から年明けになり、日頃見かける中央線233系の車両配置の標記「八トタ」を消された車両を見かけるようになり、日ごとに増殖しているようだ。先般の山陰旅行でも標記の無い車両を散見したのだが、これは全国的な方向なのだろうか。 (1982/10/16 上野…

上長瀞

先月にも来たばかりの荒川河川敷に来た。 それは2丁パンタをシルエットで抜きたくてのこと。それまで無かった雲が浮かび始め、ドラマチックな空を背景にすることが出来た。 機関車アップでもう一枚。 陽が沈みその後のマジックアワーも終わる頃、待合室の窓…

和銅黒谷

ここは秩父駅近くでありながら鄙びた農村風景もあり好きな駅だ。 ホーム上屋を横目に下り貨物が進入してきた。 和銅黒谷は影森もそうだが、ドアカットが行われる駅。電車のドアガラスに注意書きが貼られているほか、このように看板も掲出されている。 このと…

転轍器小屋

影森名物と言えば転轍器小屋。 三峰口方の踏切の脇にひっそり佇むソレ。 今なお残ってくれているのが嬉しいが、かなり痛みが進行している雰囲気だった。 中を覗くと時刻表らしきものが貼られていた。 拡大してみる。列車番号と時刻がびっしりと書き込まれて…

影森

このところ秩父鉄道に出掛けている。この日は久しぶりに影森に来てみた。 近くの踏切から駅構内を見渡す。いつもたむろしていたはずの黒貨車はおらずガランとした構内だったが、見ている内に駐留する電車が増え、下り電車が到着すると4本並びになった。 程…

荒川河川敷

カメラアングルとして有名な荒川河川敷だが、なぜか今まで降りたことは無かった。上長瀞駅には何度も来ているのに・・・。 まだ日が高い分、川面の反射が力強い。下り貨物が通過する、そろそろ2丁パンタの季節になるはずだが、まだだった・・・。 かなり日が…

上長瀞駅

何年かぶり上長瀞に降りてみた。 特徴あるホームの待合室も健在だ。上田電鉄の八木沢駅に似た、この少し不安定な佇まいが愛らしい。 元東急の電車もすっかり田舎の風景に慣れて来た。(かな?) 本屋側の古レールを多用した上屋も健在。幅広いホームの造りは…

皆野駅

皆野駅に降りてみた。 駅前は料理屋さんとタクシー会社。 駅の構内はずれあたりにも4種踏切があった。秩父鉄道の4種踏切には人感センサーがあり、人が近づくと「危ない!」と音声が流れる。 駅に戻り改札を出ると三峰口方面の乗場。熊谷方面は向こうのホー…

秩父散歩

昨年秋は秩父鉄道詣でが続き、この日も秩父市内の散歩にお出掛け。 お花畑駅から秩父神社とその周辺へとレトロな街並みを散策堪能しつつも、やはり線路が気になるので、ついついそちらへと舵を切ってしまった。 古枕木を見ればここが鉄道施設であることが判…

エア急の名に別れ

11月のダイヤ改正で、京急の列車種別「エアポート急行」が消えて元の「急行」に戻ったが、消える前にあのヒコーキマークをカメラに収めた。 乗車位置を知らせるマーク(川崎) 発車案内(川崎) 方向幕(もはや「幕」じゃなく表示器?) 列車到着案内(穴…

北品川

新馬場駅前に戻り旧東海道品川宿を歩きながら北品川駅へやって来た。 駅に隣接する踏切も高架化により、いずれ消えることになる。下り電車が通過して新馬場の高架に駆け上がるころ踏切が空く。 新馬場から駆け下りて来る快特。こんな絵もいずれ過去帳入りと…

東品川公園

大鳥居から蒲田経由で品川区の東品川公園へ向かう。最寄は「新馬場駅の南口」だが、と言うよりも「旧 南馬場」のほうがしっくりする。ここに降りたのは高架化完成以来のこと、隣接のお寺境内に沿った高架柱の佇まいが昔のままだった。 元西武のピッツバーク…

萩中公園

新年早々に甚大な災難と事故に見舞われた正月。これを最後に是非とも穏やかな1年になって欲しいと願うばかりです。弊ブログにおきましては、昨年末に続いての振り返りネタとなりますが、よろしければお付き合いくださいませ。(2024/1/4) ********…

あけまして おめでとうございます。