線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

春日部スナップ

 8111編成のこの日の運用は、大宮~柏をひたすら往復するものだった。3つの鉄橋で何往復かを撮影できたが、次の折返しでは日も傾く時刻となるので春日部へと移動して到着ホームで待ち受けた。

 あの頃の東武と言えば、このツートンカラーだったなと、懐かしさに耽る。ただ東武線自体が馴染の無い線区だったのと、ましてこの野暮ったいカラー故にあの時代にカメラを向けたことは数少ない。

(1971/1/7 牛田)

 その数少ないスナップを拾ってはみたものの、明暗の差が少ないこの2色はモノクロ写真ではツートンが判別しずらい。僅かに読み取れる「杉戸」の方向幕が、懐かしさを添えてくれている。

 さて、オレンジ色の夕日が駅前のビル街に沈むと、一段と冷えた風がホームを吹き抜け始めた。そんな中、浅草行きスペーシアXが入線。

 僅かな停車時間で発車。連なる「X」の窓の向こうには暖かそうな車内の照明。そんな夢の空間が眼前を過ぎて行く。

 「X」の余韻に浸りながら帰りの電車に向かおうとすると、珍しや今や貴重なコイツのお出ましに慌ててスナップ。運の良いこの日の締めくくりとなった。

(特記以外 2024/1/5)