それは昨年夏のこと、塩尻への途中何気なく眺めていた車窓に「2459列車」と書かれた標識が一瞬飛び込んで来たのだった。
2459レと言えば何度かカメラを向けた記憶がある列車だ。以来「あれは何なのか停目なのか。何で今なお残っているのか」と、ずっと気になっていた。
今回の飯田線への途次、それをカメラに収めるべく岡谷までの車窓を注視しながらスタンバイ。「あずさ」の下諏訪通過の際に飛び込んで来たそれを仕留めることが出来た。
出来れば傍に寄ってみたいと思い、所用を済ませたあと時間を作って下諏訪に降り立った。ホーム先端に立つと、その先にあるのが見えた。近くに寄れるかも知れない。
駅を出て踏切を渡り線路に沿って回り込むと柵を隔てた傍らに立つことが出来た。ここにあるということは停目なのだろうか、では何故、特定の列車に対してなのだろうか?
そんなことを考えつつ、ロクヨン一般形の牽引で午後に新鶴見を発ち、夕刻には八王子での長めの停車がありテツの注目を浴びていた、中央線下り貨物2459列車を思い出す。
(2024/10/16)
弊ブログでの思い出。