久しぶりに大雄山線に乗り五百羅漢駅に降りた。この駅に降りるのは初めてと思う。というのも「アレ」を見つけたよと、途中下車さんに教えられてのこと。
駅の近くには、その名の通りの五百羅漢寺がある。
これまで何度か乗っている大雄山線だが、未だにコレが残っていることを気付いて来なかった。「小田原方面のりば」とあるが、向こうに見える小田原へと向かう電車への乗場案内では決して無い。(笑)
若干の錆と汚れが、これまで耐えて来た風雪の時を偲ばせる。
かつては17m国電の生き残りが大活躍し、目を楽しませてくれていたが、今はご覧のとおりのカラフルで軽快な銀色電車の舞台となっている。そんな中でのあの時代を伝える生き証人が「コレ」と思う。
(2024/8/27)
(1984/2/29)
古いネガを探してみた。乗っていた列車の交換待ちで、ドア前に駅名標が見えてスナップしたようだ。この時ホームに降りていれば、このホーローを目にしていたはず。40年待っていてくれてありがとう。(って?(笑))
(2024/10/29 記)