終点の大雄山に来てみると急な雨模様。
三角屋根の駅舎は昔のままだった。駅舎脇には「市登録有形文化財」の碑が立っている。
以前は、この駅舎前から道了尊行きのバスが出ていたと記憶していたが、少し離れた場所にターミナルが出来ていて、そこから発車しているようだった。
改札口は自動化されているものの、木造駅舎の風情そままに色濃く残してくれている。
12時過ぎ、所在なく改札脇のベンチで過ごしていたら時報のようなメロディーが流れて来た。それは列車の発車を知らせるもののようだった。メロディーが終わると同時に、改札口の駅員氏が列車車掌氏に向かって「乗客無しの旨」を合図した。
オリジナルカラーの青のほか、イエローやライトグリーン、パープルなどを目にしたが、このオレンジは最近登場のもので、市特産の柑橘類をイメージしているとか。
(2024/8/27)
(1984/2/29)
ホームのこの場所での昔のスナップがある。駅の脇も後方もビルが無く足柄の山並みが見えていたようだ。
(2024/10/31 記)