駅舎の入るこのビルは何だろうと降りてみた。
アーチ状に並んだアルファベットと緑色の漢字で書かれた駅名がなんともお洒落。1階は店舗でその上はマンションのように見えるが、薄茶の落ち着いた色合いは病院や介護施設のような佇まいに思えた。
歩を進めて駅前ロータリーに出てみる。壁面一杯に書かれた駅名に圧倒される。一体、このビルは何なのだろうと思う。
ここは島ホーム1本の交換可能駅。小田原方の先端は見通しが良かった。色褪せた看板の美容室が目に止まる。
(2024/8/27)
ここは降りたことの無い駅だと思っていたら、そんなことは無かった。
古いネガには、美容室の看板も店名がくっきりと写っていた。
駅舎はこじんまりとしていたようだ。改札から構内踏切への導線は今も変わっていない。
この駅に降りたのは隣のフジフイルム前寄りでスナップする目的だったようだ。今では線路脇にも住宅が建ち、このアングルは得られない。
↑ のカットの後方に見える線路を跨ぐ道路橋から大雄山方向を見る。検査上がりだろうかピカピカの編成が通過して行く。写真のモハ165は今も生きるコデ165だ。
(モノクロ 1984/2/29撮影)
(2024/11/2 記)