その後、品川駅高輪口の様子はどうなのだろうか、京急の高架工事はどうなのだろうかと、高輪への所用のついでにちょっと様子を見て来た。
品川駅南側の乗換通路から京急線を望む。京急の高架線は既に見えなくなっており、その上部には巨大なトラスが見える。八ツ山踏切のほうに目をやると、僅かにあの緑色のトラスが見えた。
高輪口に出るとJRの駅舎は消えており、「ここが品川駅だよ」と主張する看板があった。
第一京浜国道を跨ぐ歩道橋に上がってみる。工事真っただ中だが、かつてはここにビルがありこんな風景は望めなかった。高架上の引き込み線や泉岳寺への下り坂を見られるのもこの工事期間中のみか。
今、京急品川駅だけが昔の姿を留めている。工事完成後は国道上に蓋がされ、この景色が一変するらしい。
フレームに緑が入ると殺風景な風景も心が休まる気がした。黄色に色づく頃にまた見てみたい。
(2024/11/1)