線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

門型鉄塔

所用で鶴見に出掛けた日、時間繋ぎに鶴見線をちょっと散歩。

大昔に見た鉄塔の情景を訪ねた。

天を衝くかのような送電線鉄塔。その形態から門型鉄塔と呼ばれるそうな。

初めて見たのはここ鶴見線、子どもの頃は架線柱が送電線を兼ねているのかと思っていた。

武蔵白石駅から安善駅を望む。門型鉄塔が林立し、あたかも蜘蛛の巣を張ったかのように視界を覆う。

安善駅ホームからもすくっと立ち上がる鉄塔。

工業地帯・鶴見線特有の情景かと思っていたが、東急池上線西武多摩川線でも見かけたのは後のこと。その設置場所の確保が難しい場合に、工業地帯・住宅地を問わず鉄道敷地上を利用することを知った。

(2022/6/12 武蔵白石、安善)

鶴見線沿線の工場群が活気に満ちていた頃、門型鉄塔も誇らし気に見える。

(1977/4/3 武蔵白石)