節分を過ぎた途端に東京は雪となった。北からの寒気団が覆う中、冬型気圧配置がくずれて南岸を低気圧が通過・・・。こんな条件下で雪となるとか。
そんな雪が降ると、いい歳をしてソワソワして外の積もり具合が気になって仕方が無い。朝から降り始めた雪が、地面を白くさせ始めたのを見て公園の機関車に会いに行ってみた。
既にボイラが白くなり始めたのは、この機関車が熱い鼓動も吐息も既に失っている証拠。画面を切り取り、デフに纏わり付く雪をメインに、そこだけ見れば現役機を彷彿させるようなアングルを無理矢理探してみた。
でもやはりその姿に冷え切った感はぬぐえず、モノクロ化という小手先で誤魔化した。
(2024/2/5 昭島市昭和公園)
あれから2ケ月後。
今年もまた公園の機関車に春が来た。
(2024/4/8)