日中は1時間に1本のパターンダイヤ。駅に降りてスナップして次の上り列車を待つ間に粟生からの折返し下りをスナップ。そんなことをしていると1時間の待ちは苦痛というより心地よい時間だ。
ということで播磨下里の隣の法華口に降りた。
この駅名標こそが長年気になっていたもの。何かのTV番組でこの駅が紹介され、駅舎内に入居するパン屋さんの女性店長さんが、駅長として列車を見送る風景などがTV画面から流れ、その際一瞬だけ画面にこれが映った。「こんなレアな駅名標が残っているのか、いつか行ってみたい!」そう思ったのだった。
駅舎の隣には三重塔が建つという一風変わった情景。駅舎内のパン屋さんは今も営業中。
わざわざ「駅出口」と表示されているが、扉を開けると待合室兼パン屋さんになっている。そこに立ち入ったら思わず何か注文を・・・。そんな気にさせる作戦か?(笑)
漆喰の壁、木製の窓、ちょっと頼りなさげな支柱。古き良き情景が今も残る。
(2024/1/17)