線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

北条鉄道 網引駅

 翌日、網引駅に降りた。

 すっきりした面持ちの駅舎。一見相撲部屋を思わせる大き目の駅名看板があった。駅舎内の待合室にあった資料によると、火災消失による再建とのこと。残念だ。

 駅舎脇には戦時中にあった飛行機の不時着と、そこに遭遇した列車転覆事故の模様が記されていた。後世に語り継ぐための資料だ。

 駅舎脇には見事な大木が立っており、よいアクセントになっている。この日のヨンマルは、朝の往復のあと入庫してしまう。

 門型の駅名標国鉄スタイルの形状を保つものの、3セク鉄道にありがちな妙にカラフルな色彩を施している。昨年訪れた若桜鉄道のような、黒文字の書体にしてくれたら最高なのだが。

(2024/1/18)