【1976/3/28】
中小私鉄でありながら自社発注した電車であること、その前面が斬新なデザインであること、そんな興味を抱いて鉄道友の会による見学試乗会に参加したのは1976年3月のこと。
高崎(12:57)~下仁田(14:09/15:15)~高崎(16:08)

アイボリーの塗装で前面1枚窓、腰に前照灯2灯、尾灯周りのバンパー(?)がこげ茶色というスタイリッシュ。

こんな無骨な電車が傍らに停車中。(そんな中での新型車は、まさに掃き溜めに何とやらの感)

斬新な前面デザインに対し、側面は両開き3つ扉にユニットサッシという、平凡な通勤電車スタイルだったのが残念。その残念感を補うかのように「Z」の裏返しのような大胆なラインが引かれていた。

後続の電車が到着し折り返して行く様は、新人を迎えた先輩の面持ちのよう。

ホームの先の貨車の一団の中にシーメンスが休んでいた。後年、貨物輸送が消滅してしまうとは思いもよらなかった。

優待試乗としての往復乗車券をいただいた。
この日の印象としてこんなメモがある。
〇 座席シートの黄色が珍しく美しい。
〇 車内放送に国鉄のようなオルゴール(汽笛一声)があり意外。
〇 ミュージックホーンの警笛があるのも斬新。
(つづく)