伊勢崎線の県から先日訪れた小泉線の東小泉に移動した。午前中は薄日が差す天気だったのが昼を過ぎて曇り空に変わってしまったのが残念だが、4月にここでの青々とした麦畑に目を奪われ、麦秋の季節の再訪を期してのことだった。 線路を見下ろす道路橋に立ち…
麦畑から線路に沿って隣の県駅まで歩いてみたものの、残念ながら撮影に適する場所に出会えなかった。 ホームの脇まで辿り着いた時、上りリバティがゆるゆると島ホームに入線し停車した。 どうやら単線区間故の運転停車のよう。そこへ下り普通電車が入って来…
4月の終りに館林駅で出会った800形850形にもう一度逢いたくて、東武伊勢崎線を再訪。多々良駅から県(あがた)駅寄りにある開けた場所に立ってみた。 麦の穂が茶に色づき、実りの季節を迎えていた。初夏のこの時期を麦が色づくことから「麦秋」と呼ばれるの…
大師線から再び亀戸線に戻った。曳舟~小村井間は小さな踏切が数多くあるものの、線路に沿う道が無くスナップが難しそうと思い、小村井から亀戸まで歩いてみた。 小村井を発車してすぐ、植栽で足回りが隠れてしまうものの、人通りの少ない道路のお蔭で引きが…
これまで乗ったことのない大師線に行ってみた。 北千住で急行に乗り継いで西新井に着くと、さきほど鐘ヶ淵で見送った編成が入線していた。 大師線の時刻表。日中毎時10分毎のきれいなパターンダイヤだが、一か所だけ間隔が違う。このからくりが亀戸~西新…
折角来たこの界隈、これまで降りたことの無い駅に降りてみようと、曳舟から移動し鐘ヶ淵に降りてみた。 普通列車のみの停車駅だが、急行等の通過線があり一見すると複々線の様相。ただしこの駅、上下線ホーム相互の行き来が出来ないのを知る。 上りメトロ8…
5月、ぽっかりと空いた週末、運用情報サイトさんを覗くと亀戸線の日中運用に8000が入っていることが判ったので、そそくさと出発。 ラッシュ対応後、亀戸での午前中休憩の編成は銀色だった。 東あづまで新旧が並んだ。塗装が違うだけでそっくりな顔立ち…
小川町から「東上線8000系ツートンカラー」に乗り込み、去る2月以来の玉淀の荒川橋梁に赴く。 新緑もすっかり色濃くなり初夏の風景。緑とツートンがお似合いだ。 河川敷に降りる。前回の轍を踏まないよう落ち着いてアングルを決める。 日中時間帯は例に…
過日、明覚で目にして以来八高線キハ110が気になって来た。その軽快な走りに利用者としては好感を持っていたものの、これまで趣味の対象としては見ていなかった。 高麗川発に乗り小川町に到着する前、東上線をオーバークロスする大築堤がある。ちょっとし…
中央線中野~三鷹間の複々線区間、抜きつ抜かれつの並走を予てより一度はカメラに収めてみたいと思っていた。ただ混雑した車内でカメラを取り出すのも顰蹙ものだし、出せたところで窓の外の並走する電車に向けるのは大いに恥ずかしい、と自重してきた。 そん…
この7月、富山地鉄から沿線の一部自治体に対して、「廃止云々」の申し出があったことが報じられた。最後通告のようなニュアンスも感じられるが、今そのことへのコメントは控えるとして、10数年前には対象となる区間の幾つかの駅を訪ねたことを思い出す。 …
山道を下り視界が開けると、そこには山に囲まれた広大な風景が広がっていた。 そこに菜花の株の一団が目に入る、春の景色がまだ残っていた。上りスペーシアを見送る。 場所を移る間も無く下りXが来た。「X」の窓が連なる日光方先頭車が黄色に映える。 一人田…
下小代から板荷方面へと歩を進める。それまでの田園風景から一転、線路が山間に分け入ってしまった。 そんな山道の先の道路橋からは線路を見下ろすことが出来た。線路脇の法面に咲く赤い花はヤマツツジだろうか。 その赤い花と共に、駆け抜ける下りスペーシ…
新緑の季節を迎え、どこかのんびりと撮影してみたいねと、途中下車さんからお誘いを頂き東武日光線の撮影名所である下小代(しもごしろ)を訪ねた。 駅から10分ほどの場所、田植えの始まった水田の向こうの大築堤を行く列車を望むことが出来る。水面が揺れ…
話が前後するが、この日は久喜から伊勢崎線に乗り、小泉線への乗り継ぎのため館林に降り立っていた。 小泉線の他に佐野線も発車している。佐野線は1番線、小泉線は4番線を使用するがともに切り欠きホームであることがローカル色を醸し出している。 4番線…
駅の周りを歩いてみた。 館林から概ね西へ西へと進んで来た線路は、ここ西小泉の手前で南へと90度向きを変えて終点となる。駅の南は公園(左)と店舗や住宅(右)に挟まれた空間が延びており、いかにも鉄道用地であることが窺える。その土地が広い道路を横…
大東武にあって2連の走る末端路線の終着駅はどんなものかと降りてみた。 やけに横に長~い駅名標が迎えてくれる。 日本語、中国語、韓国語に続いて他では見かけぬ言語が並ぶ。 駅構内は思いのほか広く、今は使われていないホームも残っている。 駅舎は近年…
東小泉からは太田・赤城方面の桐生線が発着しており、小泉線とも相互に接続するダイヤが組まれている。 駅の西側で待っていると桐生線の2連がやって来た。手前の線路は小泉線。 ダイヤ上では1分の接続となっており、直ぐに西小泉行きが発車して来る。 先ほ…
この4月には野田線や越生線に触れてみて、他の東武鉄道線にも目が行くようになって来た。調べてみると群馬県内のローカル線の小泉線は2連で運用されていると知り、そんなかわいい編成を見てみたいと繰り出した。 篠塚で下車し東小泉方へ歩くと開けた場所に…
五日市線の開業100周年を記念して、4月21日から233系(青660編成)にラッピングが施された。 東中神-西立川 ラッピングは編成の両端のみ、しかもその車両の1/3程度にかつてのオレンジバーミリオンのラッピングが施されている。 武蔵五日市 …
また4月の話に戻ります。 越生から八高線と青梅線を乗り継いで立川へと転戦。というのも、この時期の夕方に見られる黄金色の景色を見たいと思ったから。 EH200のタンカーと並んで青梅線が入線して来た。 キラキラと側面を輝かせで下り高尾行きが発車して行…
過日(2025/7/12)、三崎口駅開業50周年記念の「京急全線1日フリーきっぷ」が発売されたことをネットで知る。その券面は開業時の記念乗車券を彷彿とさせるデザインとのことで、その見覚えのある懐かしい絵柄に「そうか、あれから50年か」と思わず感慨に…
【1983/1/25】 今回訪れた越生には嘗て一度だけ来たことがある。 池袋から坂戸に着いた。釣り掛けモーターの電車が発車待ちだった。「ブランデーとTOB」が懐かしい駅名標。大谷石(おおやいし)を積み上げたホームもいい味出している。 越生まで乗り通し…
明覚から越生に移動。2月に訪れた越生線の終点の様子を見てみようと思った。 八高線ホームの向かいに越生線ホームがある。筆文字の「CHANGE HERE」が時代を感じさせてくれる。 越生を発車して暫くは八高線と並走する。(こちら民家の脇なので一言…
明覚駅はかつて桜の駅とも呼ばれていたそうな。今でも駅舎脇に2~3本。ホーム脇に1本と見事な桜が立っている。 桜の駅にようこそ。と高崎行の列車を出迎えているかのよう。 桜の名に疎いのだが、手前の盛りを過ぎたのはヤエザクラ、奥はヤマザクラの種類か…
八高線キハ110の近々引退がアナウンスされている。カッコイイとも悪いともつかない、特徴が無いのが特徴のようなスタイルに、これまで写欲が湧かずにいたのだが・・・。 「春になったし、新緑の下を散歩してみるか」と明覚に出掛けた。 駅から越生寄りの…
この3月のダイヤ改正で定期運用を失った新鶴見の65PF。もうその姿を見ることは叶わないのかと思っていた4月の或る日、EF210の「代走」と言う形で目の前に現れてくれた。 米軍横田基地の航空燃料輸送(いわゆる米タン)の運転日、新鶴見から拝島への単…
川越鉄道開業130周年を記念した4000系を使用した団体臨時列車を運転、その経路は本川越~南入曽車両基地~小平~鷹の台~小川~東村山とのアナウンスが3月にあり、興味を惹かれ出向いてみた。 小平の引き上げ線で本川越行を退避する4000系 普段…
これまで高尾や八王子発着のE653系を見たことがあるが、今回は青梅発での勝田往復という季節臨がお目見えした。その名も「絶景ネモフィラ青梅号」で4/12及び13の運行だった。 東中神-西立川 辛うじて持ってくれた線路端のヤマザクラに見送られ、いざ武蔵野…
所用で訪れた鶴見駅東口の複合施設。 ガラス越しではあるけれど、何本あるのか判らないような線路を行き交う電車を眺めることが出来た。 あらためて線路数を数えてみると、奥の高架が鶴見線、高架下が横須賀線(湘南新宿ライン)で手前に京浜東北北行、鶴見…