線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

あの頃の上毛電鉄

 群馬の上毛電鉄と聞かれればまずは「黄色い電車」を思い浮かべ、次には今の「元京王」と来て、そう言えば「元東武」もあったな、そうそう「元西武」だってあったぞと、代々の車体カラーを思い浮かべます。そんな中の「元西武」の時代だった1985年1月の訪問。

 冬枯れの上州の車窓を楽しみながら暫く揺られていると、良い感じの交換駅があったので下車。

 スタイルも塗装もそのままの「元西武」が来ました。これだけ見たら「国分寺線」や「多摩湖線」のどこかの駅と言っても通用しそうです。

 列車交換が行われるようで、駅員さんがタブレットを持って待ち受けています。(車両のみならず、そこに居る人の出で立ちも時代を感じさせますね。)

 それにしても元々は旧型国電を思わせるこの車体ですが、施された整形顔は残念ですね。

(1985/1/19 新里)