線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

GV-E400のカブリツキ

 8月に東北夏祭りを鑑賞したばかりだけれど、今度は東北の紅葉を鑑賞するツアーに参加した。

 行程の途中、五能線に30分ほど区間乗車することになった。一般客との混乗だがツアー客もほぼ座席を確保する中、自分はひとり先頭カブリツキへ行く。

 

 乗車したのは「あきた白神」駅。ここから十二湖駅までの間、GV-E400の前面展望を楽しんだ。発車後間もなく有名な「第二小入川橋梁」を渡った。

 夕日をバックに、鉄橋を通過する列車をサイドから狙った観光ポスターでよく見る場所だ。今回のツアーカタログにもそれと同様の構図が載っていて、五能線の旅の旅情を誘っていたのだが、いざ乗車してしまうと、今その鉄橋を渡っていることにほぼ気付かないという皮肉。

 次の岩舘で「リゾートしらかみ」と交換した。交換待ちの間、添乗員氏が団体乗車券を運転士に提示して何やら手続きを始めた。無人駅の多い路線でのワンマン乗務の運転士も大変だなと思う。

 まっすぐ伸びる線路を運転士さん気取りで前方注視。

 五能線と言えば日本海。トンネルの向こうに海原が現れた。

 新型気動車の客室窓やドアは熱線吸収ガラスの色付きなので撮影には不向き。素通しの乗務員室前面窓にのみ、美しい海岸の情景が映り込んでくれた。(けれど、ちょっと窮屈なアングル(笑))

(2024/10/25)