先週末、旅行会社のツアーで三陸海岸を巡ってきました。旅の途中で、三陸鉄道南リアス線に乗車する行程があり、盛駅のホームに立ちました。
(2018/7/27)
慌ただしく列車に乗り込む際、ホーム先端から北側に目を凝らすと、見覚えのある小さなホームが残っていました。
背後に大きな建物があったり、震災によりBRT化された大船渡線のバスが止まっていたり、ガードレールがあったりと、周囲が変わっていましたが、あのホームは健在です。
(1978/9/15)
1978年9月、東北地方の私鉄巡りを計画し、青森、秋田と回ったあと岩手開発鉄道をスナップするべく、盛駅に立ちました。当時はまだ旅客営業を行っていましたが、前後の旅の行程から乗車しないままのスナップに終えてしまったことを今では後悔しています。
DCが発車したあと、背後の国鉄盛駅を望む風景をスナップしてみました。DCはキハ52や58でしょうか、連なったワムも当時の国鉄の風景です。
あれから40年、幾筋もあった線路も震災で消失しBRT化されてしまいましたが、背後に見えるホームに再び立ち、この小さなホームを望むことが出来たことに感慨深いものがあります。