線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

国鉄時代の香り

 この度のJR山田線(宮古〜釜石間)の移管に伴い、宮古駅もJRから三陸鉄道の管理と姿を変えました。

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 駅舎やホームの姿自体に変化はありませんが、新たに1番線2番線を三陸鉄道が使用するようになり、JRは3番線に発着する形となりました。

 この眺めは、昨年秋に完成した市役所とコミュニティーセンター等との複合施設から望むことが出来ます。ティーラウンジもあり、嬉しいトレインビューの施設です。

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 複合施設の駐車場からも跨線橋や車両を間近に見ることが出来ます。

 この土地は元々は国鉄用地であり、ネット検索してみると、かつては広大な貨物ヤードが広がり、宮古機関区がまさにこの場所にあったことが窺えます。

 中にはこの跨線橋をバックにC58が佇む写真もあり、まさに往時を偲ばせる建造物と言えましょう。

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 東京への帰途、臨時の「さんりくトレイン宮古号」に乗車しましたが、途中の川内駅で下り快速との交換待ちとなりました。

 車内からのスナップなので、蛍光灯などが映り込んでしまいましたが、数年来の懸案だった給水塔とホーロー看板をスナップすることが出来ました。

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 (2019/3/24)