線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

東海道・横須賀別線化前

 1980年9月、その年10月1日のダイヤ改正では横須賀線電車が東海道旅客線から旧貨物線を走ることとなるため、旧貨物線では乗務員の習熟運転が頻繁に行われていました。

 新子安のホームで見ているとスカ色113系の4連や湘南色167系などが行き来していたのを覚えています。貨物列車自体は前年から横浜羽沢経由の線路を使うようになっており、貨物列車の合間に習熟運転・・・、ということはありませんでした。

新子安

 東海道旅客線上を下りスカ線が迫る中、幾分早めのタイミングで上りがモーター音を轟かせながら通過です。車両は変わっても、40年経っても何ら変わらない新子安の風景です。

 横浜駅上りホームの時刻表です。東海道線の枠の外側に横須賀線が別枠で掲示されていました。もう間もなく川崎を経由しなくなります。

 その裏面には英字標記の時刻表がありました。さすが異国文化の香り漂うヨコハマです。

 平成・令和の時代、このような時刻表の掲示板を見なくなりましたね。自分の乗る直近の列車だけでなく、目を移せば夕刻に発車する何本もの寝台特急の名がずらり・・・なんて、テツ旅のロマンを駆り立てられたものです。

(1980/9/28)