線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

168-9001

 リニア鉄道館では是非会いたいと思っていたのが、新幹線100系の食堂車168-9001でした。

 新幹線100系の思い出を以前にもお伝えしたところですが、その思い出の168-9001にやっと会えることが出来ました。

 試作車を示す9001の番号に興奮したものです。

 昼時を過ぎ室内が落ち着いたころを見計らって食堂車へ。大きな窓からの眺めはゆったりした気分にさせてくれました。海側の車窓には丁度徳山のコンビナートが過ぎ去って行った記憶があります。

 食堂車壁面のエッチング板には国鉄の花形列車のイラストが描かれていたのも覚えています。

 あの時、食堂車車内でカメラを出すことは憚られ、これらの情景は記憶にしか残っていません。それで今なお保存されている食堂車、しかも乗ったことのある168-9001だからこそ、再会したいカメラに収めたいと思ったのでした。

(2023/1/5)

 あの時の所用は1泊2日、帰りに乗った翌日の列車もなんと同じ編成でした。せめても足跡を残したいと思い、再度168-9001に乗り込んでコーヒー1杯を注文しレシートを受け取ったのでした。

 裏面には「ビュッフェ東京」の印刷があります。簡素なレシートですが新幹線食堂車の佳き時代を思い起させてくれています。