線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

小松・ボンネット広場

 土曜日午後、小松駅近くの土居原ボンネット広場に行って来ました。クハ489−501の保存展示が行われている場所ですが、この週末は往年の特急ヘッドサインを掲げての撮影会が行われるとの事でお邪魔した次第。

 午後の撮影会がグレーのスカートで行われたのに続き、夕方6時半からはクリーム色スカートに衣替えとなりました。

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 489系となれば、やはり「白山」ですね。それまでの客車急行を格上げし、電車特急として生まれ変わったのは昭和40年代後半だったでしょうか。

 平成の初めの頃、金沢出張の帰りに上野まで通しで乗ったことも懐かしい思い出です。

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 この日は489系に因んだ列車名だけでなく、ボンネット特急のくくりで懐かしい列車名が次々と登場しました。

 「つばめ」「はと」「しおじ」「みどり」「日向」「なは」「にちりん」と言った西日本を初め、「白山」「あさま」「そよかぜ」「新雪」「くろいそ」「とき」等々、周りの若い方々は淡々と撮っていましたが、爺さんにとっては声には出さないものの、「おお!」と感嘆の叫びの連続でした。

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 日もどっぷりと暮れると、3点の前照灯が際立ちます。この3つの光が遠くに見えると「来た!485だ!」と心躍るものでしたね。

 こちらにお邪魔したのは5年ぶり、今なお優美な姿が保もられています。側面や窓回りの細かい所には、そこかしこに修繕の跡が見られ保存会に皆さんのご努力に敬服です。この日も重いヘッドサインを、取り付けて外して愛称板を交換してと、ホントに頭の下がる思いでした。

 懐かしのシーンを思い起させてくださいまして、ありがとうございました。 (2019/8/24 記)