東方向に進む線路に対し、11月の朝日は南東方向から昇ってくる。高い建物の間から差し込む朝日が徐々に線路を照らし出す頃、233系の銀色車体が黄金に輝く。
駅間の直線を見渡すと所々に陽射しが差し込み始めており、その場所を求めて歩く。
線路脇の木々に赤味がかった光線が降り注いで来た。上り列車の顔が一瞬照らし出された。
建物の間から差し込む朝日。まだら模様のそれもまたドラマチック。
気が付くと線路上の広い範囲に差し込むようになって来た。歴史ある架線柱にも斜光線が降り注ぐ。
建物の間から建物の上へと朝日の高度が上がり、輝度がぐんぐん増して来た。さあ1日の始まりだ。
(2024/11/23、25 東中神-西立川)