線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

・・・に行ってきました

持田駅暮色

前回訪れて気になった行先案内器、それが夕刻に点灯するのか否かを確かめるため、夕日を背に武川から向かった。 それは期待通りに灯っていた。かすれた文字の「うらぶれた感」が愛おしくさえ思えた。 フォントは洒落た現行モノだけれど、昔ながらの立ち姿で…

持田駅

熊谷の先の羽生方面に向ってふた駅目、イイ感じのホーム上屋が見えたので降りてみた。 大麻生駅と似ているが幅も長さもひと回り小さく、小ぶりな感じで可愛いらしく見える。 方面案内の標識が実に渋い。ガラス製の行燈で、塗料で文字が書かれているのだが、…

武川駅

武川から三ヶ尻まで貨物線が出ており、電気機関車が駐泊しているようなので行ってみた。 駅舎は2階建て。大きな駅名サインが特徴的だ。 出札窓口の運賃表。山手線内(大昔で言う東京電環)の丸い路線図が懐かしい。 茶や青い電気機関車を眺めながら電車を待…

大麻生駅

秩父鉄道の熊谷から羽生間はこれまで乗ったことがなく、また熊谷から寄居間は確か過去に1~2回乗っただけというほぼ未知の区間。そんな区間に木造駅舎があると知り大麻生駅に降りてみた。 こじんまりとした佇まい。北向きのため日中は逆光のようだ。 大分…

平間駅

南武線に出向いたついでに、折角なので普段降りることの無い平間に寄ってみた。 改札を出た目の前が商店街の通りとなっており、東京城南地域の私鉄っぽい雰囲気。 駅構内の跨線橋も片側のみの階段。雑然とした吊看板も私鉄っぽい。 駅のすぐ脇には踏切があり…

矢向駅

南武線は私鉄南武鉄道を戦時買収した路線故に、私鉄時代の雰囲気がどことなく残っている。ターミナルの川崎から二つ目のここに小規模の電留線があるのもその一端。 ホームの目に前に留置されている電車。 そんな電車を眺めていると、そこはかとなく鉄心が刺…

浅草から業平橋

この日は、なんとなく東武線の浅草へ。 浅草駅を発車した下り列車は右急カーブで隅田川に架かる橋へと向かう。 ホーム先端の階下には神田駅あたりを思わせる鉄骨支柱。 この架線柱は鉄骨というより鉄柱。いかにも頑丈そうな橋脚の向こうには「ムサシ」の塔が…

玉造温泉駅

出雲坂根や備後落合にも出向きたいが、行ってしまうと帰りに難儀するので止む無く駅巡りを終える。木次、宍道と乗り継いで玉造温泉駅に到着。朝、宍道に向かう際、ホーム上に気になるものを目にしたので降りてみたのだった。 山陰を代表するような有名観光地…

亀嵩駅

亀嵩と言えば蕎麦。折角なので食してみたいと思った。 ホームに面した亀嵩の大きな看板をあとに1456Dが発車して行く。 改札口脇には通常の形態の駅名標もあった。 駅に間借りというよりは駅舎そのものが最早蕎麦屋さんと言った感じだった。かつお出汁の…

出雲横田駅

先のツアーで「この駅には大きな注連縄があります」との観光案内を耳にしたものの、車内からではそれ自体を見ることが出来なかった出雲横田に着いた。 反り返った屋根が堂々とした構えの、神社建築を思わせる駅舎だ。 大きな注連縄、墨痕も鮮やかな駅名看板…

下久野駅

出雲八代から下久野に戻る。少しでも効率よく巡りたいと思い、列車ダイヤ上を単に段落ちせずに上下する行程を考えた。 この駅もまた八代同様に手入れが行き届いていた。事務室内は地域のコミュニティの場になっているようで、中からは明るい話声が聞こえてい…

出雲八代駅

宍道から1445Dで木次に向かう。木次から9445Dに乗り継ぐ訳だが、1445Dがそのまま列番変更となった。この9445Dは、「トロッコおろち号」が運転されない日のみ運転の列車でもある。 出雲八代に着いた。5月のツアーの際に車内からスナップ…

宍道駅

松江始発の宍道行131Dに乗る。松江発車後直ぐに雄大な宍道湖が車窓に映った。朝日を受けて対岸のホテルも見通せた。先のツアーで泊まったホテルを目で追ってみた。 宍道に着いた。131Dは木次線の車両だったので、このまま木次線内に入るのかと思ったが…

旧法勝寺線車両

再び米子に戻り、駅から徒歩10分ほどの場所に保存展示されているという、旧日ノ丸自動車法勝寺線の車両を見てみることにした。 駅前の喧噪を離れ、落ち着いた感じの住宅や元気を失った感のある商店の並ぶ通りの広場にそれはあった。 屋根付きであり保存状…

御来屋駅

今年の初めだったか山陰本線御来屋駅が山陰地方最古の駅だということを知った。その後5月に参加した観光ツアーでは、特急列車の車窓からその姿を一瞬目にすることが出来、近いうちの訪問を期したものだった。 石段をトントントンと上がった所にある駅舎。そ…

米子駅

新見から「やくも」で1時間、米子に着いた。 米子駅の山側には車庫のほかに洗浄線や駐機線があり、常に多くの車両がたむろしていているイメージがある。到着と同時にその方向に目をやると、居た!居た!ラッセルヘッドを両端に付けたDE15だ。 駅は最近…

野馳駅

東城行451Dの終点のひとつ手前の野馳に到着。 「のち」とは難読だ。二文字というのもなかなか覚えにくい語呂。 非常に趣ある駅舎と手入れされた樹木。駅舎は地元タクシー会社の事務室となっていた。 「頑張るぞ芸備線」の文字に応援したくなるが、昨今の…

矢神駅

芸備線野馳駅を目指して新見から451Dに乗車。 矢神駅では対向の442Dとの交換待ちとなったので、急ぎスナップ開始。落ち着いて駅舎を眺める余裕もなかったが、元事務室や元待合室があったであろう建物の左右が消えているのが判った。 改札口の向こうに…

新見駅

翌朝あらためて駅に出向いた。 芸備線と姫新線が1,2番線を使用しており、地下通路からホームに上がると、そこは津山駅の雰囲気によく似たものだった。 伯備線方面は3,4番線に相当する中線を挟んだ向こう側の5,6番線となっている。 芸備線7:04発…

石蟹駅

井倉駅では途方に暮れてしまった。駅員の居る時間は過ぎカーテンが降りているので詳細を訊くことも出来ない。次の列車は2時間弱ののち。それだってまともに来るかどうかは分からない。駅前のバス停は新見方面行では無さそうだし、タクシーを呼ぶ電話番号の掲…

井倉のD51838

この日は新見に宿を取ることにしており、時間もあるので井倉洞近くに保存されているというD51838を訪ねることとした。 井倉駅前を左に進み郵便局の先の踏切を越え、左側の駐車場の先に入った所にそれは鎮座していた。 金網で囲まれていて傍に寄ること…

方谷駅

美袋駅を後にして備中高梁の先、方谷駅に降りてみた。 駅は島ホーム一本。駅舎はホームより一段低い場所にあり、地下通路を進むようになっていた。折しも急な雨となり、ホーム待合室から地下通路入口まで、そして地下通路出口から駅舎までの間は屋根もなく、…

美袋駅

伯備線の美袋駅に降りてみた。 駅の玄関脇には自販機などは無く、郵便ポストと電話ボックス。このまま模型にでもしたくなるような佇まいだ。 美袋と書いて「みなぎ」と読むとは、なかなかの難読駅だ。こんな鄙びた木造駅舎の改札口になんと、ICカード読み…

岡山駅

岡山駅ホーム上屋、そのいぶし銀の情景を探してみた。 3、4番線ホーム。古レールを使用した上屋がことのほか美しい。 改札口とは繋がらない乗り換え専用の跨線橋。これがまた情緒溢れる佇まい。 2番線ホームの軒下には、何やら細工が施されている。 Y字…

岡山気動車支所

岡山からの津山線に乗り、岡山駅を発車すると直ぐの左側にキハ40や47の車庫が見え、広い構内に彼らがたむろしている。それに気づいたのは今年2月の旅だった。機会があれば近くに寄ってみたいなと考えていたところ、過日、途中下車さんがそれをアップさ…

羽黒下駅

小海線の羽黒下駅にやって来ました。 近年駅舎の改修工事がなされたように見受けられますが、木造駅舎の風格を保っており堂々とした佇まいの駅舎です。 ホーム側からの眺め。 改札を入ったところにこんなモノが。 小海線各駅の標高が記されています。野辺山…

品川駅高輪口あたり

高輪口の工事も着々と進んでいるようで、駅の北側、第一京浜国道と京急線に挟まれた一角のビルが無くなり、国道側から京急線が見通せるようになって来たとのことで出かけてきました。 都バス乗場に立つと木々の向こうに赤い電車が見えました。 少し場所を変…

伊那松島駅

折角、伊那に来たので伊那松島駅から徒歩10分程の箕輪町郷土博物館を訪ねました。 かつて飯田線で活躍したED19が保存されているということで楽しみに伺ったのですが、なんとなんと博物館の改修工事中でお目当てはフェンスの向こう。工事終了は来年との…

JRバス関東伊那支店

JRバス関東伊那支店の古老の車体が「国鉄バス」のリバイバル塗装を纏って活躍してきたが、いよいよ引退することとなったとのこと。元来バスには疎いのですが物見遊山で行って来ました。 引退に合わせての「さよなら運転」もあったようですが、その最後は車…

岡谷駅0番線ホーム

中央線下り特急「あずさ」に乗り岡谷で下車。 飯田線に乗り換えるべくホームを探すと、でかでかと0番線の案内。 地下通路を進み1番線ホームに上がると、「0番線はうしろ」とある。 そのうしろに目をやると、これまたおおきな看板に「0番線」とあり、その…