線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

小田急多摩線50周年

 去る6月1日で開業50周年を迎えた小田急多摩線ですが、当初は新百合ヶ丘小田急永山間の開業でした。

(1974/6/30 新百合ヶ丘

 新線でありながら旧式の1900形電車が走るというアンバランスでした。

(1974/6/30 小田急永山

 開業間もない頃、鉄道友の会で団体列車による多摩線乗車と海老名検車区の見学会がありました。

 その時配布された冊子資料

 

 同年10月18日に京王相模原線が多摩センターまで開業したので、今年は多摩ニュータウンの鉄道開業50周年とも言えます。なお、翌年4月に小田急線も多摩センターまで延長されています。

 京王線が当初から新宿直通運転であったのに対し、小田急線は新百合ヶ丘乗換を要し、走る車両も本線仕業を引退した古参車両が充てられるなど、サービス面での格差があったようです。

(1981/3/29 小田急多摩センター)

 この頃は1800形と2400形でした。

(1983/3/19 新百合ヶ丘

 さらにこの頃は2200形も目にしました。

 

 後年には新宿や地下鉄直通の急行が設定されるようになりましたが、多摩センター~新宿間の輸送量は京王線の優位が続いているようです。

 現在、京王線は橋本まで小田急線は唐木田まで延長されており、横浜線相模原までの延長計画があるのはご存じのとおりです。また、2000年には多摩都市モノレールが乗り入れており、最早かつての「陸の孤島」の面影はありません。

(2024/6/10 記)