1977年9月のある日、特にネタも無かったので良い天気に誘われて江ノ電へ散歩に出掛けました。ここ江ノ電境川橋梁(通称、鵠沼の鉄橋)はスッキリした写真が撮れる場所で好きでした。
長すぎず短かすぎず2両編成がきれいに収まる鉄橋です。鉄橋には欄干もなく、車内から窓越しに外を見ると目の下は水面、まるで川の上を飛んでいるようで、子供心に恐怖を感じたものでした。
元山梨交通の800形が来ました。入線当初は2扉のままでしたが、程なく3扉化されています。増設された中扉は幅も広く、左右の窓も合わせて強引な改造であることが分かります。
橋の袂の一段高い場所から江の島方を見ています。後年の鵠沼駅かさ上げはこの高さまで行われ、鉄橋自体も架け替えられています。
上の場所から振り向くと鵠沼駅。当時は相対式ホームでした。若い方は今の島ホームの鵠沼駅からは想像できないかも。
(1977/9/15)