線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

伊予鉄古町車庫

 伊予鉄訪問の際、是非会ってみたい車両があったので古町車庫を訪問。思い通りに対面することが出来たのがこれ。

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 伊予鉄120形ですが、京急400形にそっくりです。元は昭和22年生まれの京急(大東急時代)の400形ですが、昭和40年に入り更新修繕でサハ化された際に、廃棄された車体を西武所沢工場が引き取り、西武所沢工場持ちの足回りを乗せた上で、車体をノーシルノーヘッダ化した「新品」車両として生まれたもの。伊予鉄には昭和43年に入線しています。

 折角訪れた車庫なので目に入った車両を次々にスナップして回りました。

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 モハ130形は元京王帝都との事、モハ300形は伊予鉄オリジナルの日立製。

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 モハ110形は元西武で深い丸屋根が特徴の川崎造船製。

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 古町車庫は市内線と郊外線の車両が共存しているのも面白いところ。ここのマスコット的存在の電動貨車モニ30形もスナップ出来ました。

 当時の私鉄巡りは兎に角駆け足でして、午前中で松山を終え昼過ぎの国鉄バスで高知へと向かった次第です。郊外線をほとんど乗っていないまま、一応足跡を残したことで満足してしまい、以来松山を再訪しないまま今に至っています。

(1976/9/17)