線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

静鉄に急行板が健在

 近年ほとんど見かけなくなった列車種別板が、静岡鉄道では未だに健在しているとのことで、是非ともカメラに収めたいところです。

 しかしながら、それは平日の朝夕にのみ運転されている「急行」用のものなので、月曜日朝6時半に新清水駅へと参じました。

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 種別板が付くのは1000形のみ、新型のA3000形には取り付けられず、LEDでの表示となります。

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 清水発静岡行きは「通勤急行」、静岡発清水行きは「急行」が正式の種別となっていますが、種別板は共に「急行」です。

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 新清水駅近くの巴川鉄橋に行ってみました。そこでに橋の袂をアンダーパスする道路があり、電車を見上げるアングルを得ることが出来ました。

 やって来た急行の板は、ちょっと見難いですが、これが縦長長方形のもの。この編成にのみ取り付けられていたようで、他の編成は皆丸形でした。

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 急行列車には、その日特定の編成が充てられるということではなく、清水や静岡で普通で到着してから急行に、急行で到着してから普通にと、種別が変わるようです。従って、ホーム先端では「急行板」の変更作業を見ることができます。

 種別を指差ししながら急行板を変える作業は、緊張感とともに凛々しく見えました。

(2019/11/25 新清水駅及び駅付近にて撮影)