線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

智頭駅

 智頭駅に着き、因美線に乗り換えての次の鳥取方面行きの列車を待ちます。

 智頭急行因美線とでは別棟の智頭駅となっていますが、乗り換え改札を介してホームは繋がっており、ちょうど大井川鉄道金谷駅と似た形に思えました。

 ちょうどこの日は「みまさかスローライフ」号の運転日でした。津山から智頭まで、春と秋の年2回それぞれ2日間だけ運転される列車であり、この冬に訪ねた美作滝尾や美作河井などの駅に20分くらいずつ停車して、ゆっくりと旅を楽しむことが出来る列車です。

 ごらんの通りの、なんちゃって急行色と一般色の3両編成で、HMと津山-智頭の方向板も差し込まれていました。智頭駅での列車乗り継ぎの時間に、こんなレアな列車に遭遇出来て幸運というか、旅行会社も手の込んだ日にちと時間を設定してくれたものだと一人感激。

 智頭駅に停車する急行色となれば、「砂丘」か「みささ」か。かつてのそんな空想をしてみるも、両開きドアでは無理無理・・・か。(笑)

 昔懐かし吊り下げ式の列車案内の下、10分ほどの停車時間で「みまさかスローライフ」号が折り返し発車して行きました。

 ローカル線の小さな駅に「特急京都行き」の文字。当地に馴染みの薄い関東者には
ピンと来ませんが、智頭急行を介して関西と鳥取とを結ぶルートは今や常識なのですね。

(2023/5/14)