ツアー2日目は鳥取から島根へと向かう特急列車で幕開けとなりました。
嬉しいことに、ほぼカブリツキとなる前列2番目の席を充てていただき、120km/hの前面展望を楽しむことが出来ました。
(倉吉 停車)
かつて倉吉線が切り欠きホームから出ていたなと、遠い記憶を辿ってみたのですがそんなホームなど既に無く、駅舎もどこにでもありそうな橋上駅となっていました。しかも目に入ってきたのは見たこともない色と形の気動車。
(大山口 通過)
乗ったのは2両編成の気動車特急。かつてのキハ82「まつかぜ」などの気品も風格もありませんが、その加速は見事であっと言う間に120km/hに達します。しかしながら前方に迫る線路敷には草茫々の個所や小刻みなカーブも多くみられ、「120で突っ込んで大丈夫?」と、ちょっと不安に思えるような展望の個所も多々・・・。
それでもこんな懐かしい色と形式の気動車が目に入ってくるとテンションも上がります。
(乃木 通過)
ちょっと不安に思えた線路敷も、伯耆大山から先の電化区間に入ると幹線として立派なものになっていました。
松江に停車し窓越しに上りホームの発車案内を見ると、普通列車と特急列車が程なく到着する様子。ならばと前面に目を凝らしていると、次の乃木で普通列車とまず離合です。
(来待 運転停車)
複線区間のトンネルなどで離合してしまわないかとヤキモキしたのも杞憂に終わり、来待での列車交換待ちの運転停車で、じっくりと特急「やくも」の通過を待つことが出来ました。
(2023/5/15)