東武博物館に行ったついでに東武亀戸線に寄ってみました。東武線自体になじみが薄く、ましてや亀戸線に至っては名前は知っていても、これまで訪れたことはありません。この日は途中下車さんに引率(笑)されての「お初」です。
ここに東急線の電車が顔を出すことに、昔の人間の自分としてはは未だに馴染めていません。
亀戸線は全線3kmちょっとで、駅は5つ(中間駅は3つ)というミニ路線。日中でも2編成が頻繁に行ったり来たりしています。さすがに下町を走る路線なので季節感には乏しく、色づいた公園の木々にかろうじて季節を感じました。
ミニ路線と言っても複線化されています。パターンダイヤが組まれており、概ね「東あづま駅」で交換するようです。
東あづま駅には構内踏切と道路踏切が平行しており、それぞれに多くの人が行き交います。
ところで「東あづま」とは変わった名前だなと昔から思っていました。「あづま」はまさか「東」ではないだろうし、たぶん「吾妻」かなと漠然と思っていたのですが、調べてみたら付近の旧地名「吾嬬」だそうです。「東吾嬬」これは読みにくいし書きにくいですね。
亀戸駅の近くには総武線のガードがありました。その向こうを2両編成の東武カラーが走っています。
下町を走る線路と2両分しかないホーム。荒川線や世田谷線のような雰囲気を醸し出すミニ路線でした。(2022/11/26)