線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

東武博物館

 久しぶりに東武博物館に行ってみました。ここが出来た当初以来なので30余年ぶりです。

 あの時見た展示物が変わらずに迎えてくれました。床下にトラス棒の付いた電車は長野電鉄のデッカーを思い出します。そうあの電車は東武からの譲渡車だったなぁと遠い思い出に浸ります。

 ここの目玉はキャブオーバーバス。EH10電気機関車の前面のような少し奥まったフロントガラスに、子どもの頃の記憶があります。母親の実家に行く時に乗ったバスがこの色のこのスタイルのバスでした。

 屋根上のライトや赤い舌のようなものがピッと飛び出す方向指示器。当時のバスやトラックに付いていました。(遠い遠い昔話です。)

 運転手脇のエンジンカバー?この記憶もはっきりあります。色はもっと深い緑だったと思います。シートは青のレザー貼りで格子状の細かい線が施してあったかな。

 目の前を電車が通過する様を眺められる有名な?ビュースポット。外は雨、ちょっとだけ情緒的なシーンがそこにありました。

 一日に数回、蒸機機関車の動輪が回転します。小さなこども達だけでなく親御さんも大興奮?勿論、爺さんも嬉々としてカメラを向けてしまいます。(笑)

 なお、回転前に腕木信号機がカタンと進行を現示し、機関士役が汽笛を鳴らして始まるという念の入れ方です。

(2022/11/26)