1980年10月、山口線の重連運転に出掛けた際、ずっと気になっていた小野田線本山支線のクモハ42を訪ねることとしました。
旅の目的としてC57&C58重連と同じくらいの比重をかけて雀田駅に着き、さあ憧れのクモハ42に対面!と思ったのも束の間、そこに居たのはクモハ40でガッカリです。
狭窓がズラッと連なる2扉の車体はブドウ色。まさに旧国のクウィーンだ、と思いを膨らませて遥々やって来たのにこの結果かと、ひどく落ち込んだものです。
もうこうなると、前面の警戒色も一層恨めしく思いましたが、仕方ない仕方ないと自分に言い聞かせてのスナップでした。
(1980/10/9)