線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

張碓には止まりません

 張碓駅訪問当時の時刻表を開いてみました。写真からは「荒涼とした風景の辺境の地」のようなイメージを持ちますが、函館本線小樽〜札幌間と言えば立派な都市近郊区間です。

 日中時間帯でも快速列車や普通列車が1時間に2本程度の設定がありますが、快速だけでなく普通列車さえこの駅だけは通過の扱いとなっているものが目立ちます。

 停車する列車を数えてみると、上り9本・下り10本しかなく、日中時間帯には上下ともに4時間ほどに渡って停車する列車が無いという状況。やはり辺境の地か・・・。

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 電化区間にもかかわらずDD51牽引の普通列車もありました。

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 訪問から3年後の1978年に無人化されています。当時はそんな事は知る由もなく、目の前に立つ助役さんの後ろ姿に気を惹かれて、スナップさせていただきました。背中が「ザ・国鉄マン」を醸し出しています。

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 折角訪問したにもかかわらず、駅名標も駅舎もスナップしていません。フィルムをケチったのか、単に目が行かなかったのか。それでもキップは買っていました。 (1975/9/14)