線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

知らなかったぁ

 何気なく立ち寄った本屋さんで、目に止まったのがこの本。

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 まず帯にあった「国境線観光」の文字が目に止まり、次の表紙の「樺太」の文字に目が行きました。

 そうかそうか、かつてあったサハリンの北緯50度線の日ソ国境線のことだな。

 手に取って作者を見ると、ノンフィクション作家として有名な方であり、以前にもこの方の作品を読んだことがあります。

 旅の紀行文かなと思ってページをめくって驚きました。

 え〜知らなかった!

 〇 作者が「テツ」を自認されていること。それも「廃線」に興味をお持ちとか。

  (その「テツ」の視点で文が進んで行きます。)

 〇 樺太の鉄道を林芙美子宮沢賢治が旅していたこと。

 〇 宮沢賢治銀河鉄道の夜は、自身の樺太での鉄道旅を基にしていると推察されること。

 とても面白く読ませていただきました。