線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

EF651105

 先日、八王子でEF651105を見かけました。

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(2020/9/8)

 チキ2両を牽くための仕業というのがあまりに寂しい姿ですが、JR東には最早定期列車としての客車列車は無く、これに甘んじるしかないようです。そんな中ピカピカに整備された装いが救いですね。

 暫く眺めていると立川方に発車です。クネクネと中央線を横切って行く様子から八高線へと向かっているようでした。

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(2020/9/8)

 後続の列車で拝島に着くとその姿がありました。

 きれいなドレスを纏った女優が、こんな草茫々の舞台に居て良いのでしょうか、あまりにも侘しい構内です。

 さて、この1105号機ですが、世が世ならこんな所には似合わないカマですよね。

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(1978/7/28 有楽町)

 この日は東京発ブルトレのPF化初日、トップバッターの1レ「さくら」に充当されたのが1105号機でした。ピカピカの姿で一路下関へと向かう姿に、新しいブルトレ時代の幕開けを感じた記憶があります。

 40年以上も昔のことですが、その時のカマが今なお元気な姿を見せてくれていることには感謝感激ですね。