線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

チラリと 秋田内陸線

 桜見物のツアーは岩手から秋田へ。

 角館近郊の西木地区にあるカタクリの里を訪れたものの、桜同様にカタクリも見頃をとうに過ぎており、栗林に群生するカタクリは花が落ち一面緑の草原でした。

 ツアーとしてはガッカリのカタクリの里ですが、自分としてはすぐ近に非電化の線路が見えることから、それが気になって仕方ありませんでした。

 バスの出発まで少し時間があるということで近くの踏切に急ぎます。「ああ、ここに列車が写り込んでくれたらな・・・。」一人呟く自分。

 駅名標には「八津」の文字。ホームの脇には実に見事な枝垂れ桜がありました。空振り続きの桜見物でしたが、この旅の一番の桜ではないかと思えました。

 緑一色だった角館の武家屋敷を周ったあとは次の目的地へと移動。市街を抜けて46号線が内陸線をオーバークロスする場所に差し掛かると、まさに絶妙のタイミングで列車との出会いが叶いました。(このツアーで一番のテツ写真?。)

(2023/4/28)