線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

若番

 最近では聞かれなくなりましたが、線路端で構えていて姿を現した機関車の番号が、一桁とか二桁だった時に「あっ、若番が来たぁ!」と嬉しがったものです。  

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(1969/3/28 大宮機関区)

 中学1年の春休み、友人と連れだって大宮機関区を訪ねました。大人が働く現業機関を見学という形で写真を撮らせてもらうことで、緊張した思い出があります。この日は曇り空で露出不足、おまけにピンぼけ、恐る恐るの行動で機関車の傍に寄れず遠景ばかり。

 辛うじて見られるものがこの9687で、もう一両若番の9670が居たのですが、露出不足で真っ黒けのコマとなっています。

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(1969/8/8 高崎第一機関区)

 同じ年、中学2年の夏休みには同じメンバーで高崎に遠征しました。助役室で見学を申し出て、住所名前をノートに書くことの要領は得たものの、やはり恐る恐る遠慮がちの中学生でした。目にしたのはデフなしのキュウロクで番号は9684。

 ちなみに、後ろのカマはD51745で、今は水上に静態保存されています。