線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

大宮駅

 1978年6月、東京北局管内の団臨を大宮駅でスナップしていた際の「ついで撮り」です。

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(1978/6/11)

 DE11がマヤ34従えての貨物牽引・・・、ではなく単なる入換え作業のようです。「お、珍しい!」と慌ててスナップしたのだと思います。

 この写真では「何を撮ったか」というよりも、「何が写っているか」に目を惹きます。

 まず第一に跨線橋です。とても良い味を出している跨線橋ですが、当時の東口と西口を結んでいたような気がします。新幹線開業時の橋上駅化とともに、この跨線橋は役目を終えています。

 この頃の表玄関はあくまでも東口で、この跨線橋をずっと渡って降りた西口は何も無い寂しい場所でした。

 次に、奥の方に微かに見えるのが大宮機関区の煉瓦庫です。立っている場所は12番線ですが、1978年に於いてもかつてD51や9600が塒としていた煉瓦庫が生きていたのですね。

 この時、なぜホーム先端まで行って望遠でワンカットしなかったのかと、当時の自分を問い詰めたいと思います。(笑)