線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

驚きの行燈表示器

 電報取扱駅について、学生時代からの古い友人である「転轍器」さんから珍しい写真を送っていただきました。ご本人の快諾をいただきましたので紹介いたします。

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ご覧ください、「電報取扱駅」が行燈式表示器で掲出されています。一般的には上屋柱に取り付けられたホーロー看板ですよね、私も初めて拝見しました。

 ホームの番線表示と同様に線路に対して直角に掲出されているので、よく目立つ存在になっています。

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 もうひとつ当時の風情を感じさせる写真を紹介します。改札口脇の本屋に掲げられた看板です。

 手前から鉄道案内所、放送室、駅長の看板が直角に掲示されていて、さらに壁には「のりかえ」と読めそうな看板、そこには「耶馬渓線」とも読めそうな文字が並んでいます。一番奥は3文字なので「なかつ」かも知れませんね。

 これらの写真は「転轍器」さんのお父様が昭和39年頃、日豊本線中津駅ホームでスナップされたものとの事で、一部トリミングさせていただきました。

 その時代が写り込んだ写真に感激です。