線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

横川運転区

 横川駅隣の碓氷峠鉄道文化村に寄ってみました。以前の訪問が思い出せないくらいの久々です。まずは屋外展示の様子を見てみます。

f:id:senrobata:20220408103756j:plain

 開園から20年、以前の訪問ではキラキラ輝いていた展示車両たちの残念な姿が目立ちます。この間も維持にご努力されていたことと思います。この日も幾つかの車両で作業が進められていました。屋外展示の難しさご苦労を垣間見た思いです。

 そんな中、EF80の美しいローズピンクに目を奪われました。厳しい日差しの園内ですが、その姿に一服の清涼剤を感じることができました。

f:id:senrobata:20220408103807j:plain

 「横川運転区検修庫」に入ります。あの時からの時間は止まったまま、作業員の方々が油まみれの姿でひょっこり出て来そうな雰囲気です。

 展示されているEF62の運転台に入ってみました。20年間機関士さんの腕が触れておらず、さすがに錆が出ていますが、起動時の1から6とS(シリース)SP(シリース・パラ)P(パラ)のノッチ進段が読み取れました。

f:id:senrobata:20220408103819j:plain

 検修庫内は床も当時のまま、材木片を煉瓦のように敷き詰めたのでしょうか。床材をこの姿にすることの理由や意味は何なのでしょうか。(油で滑らないように?)  現場の雰囲気を直接感じることの出来るこの施設、素晴らしいですね。

(2019/9/15 記)