ホームを歩いていて、1本の木が目に止まりました。以前からずっとあった木のはずですが、なぜか目に止まったのでした。
青空の下の緑のコントラストなのか、炎天下に一服の清涼剤のような日陰を与えてくれている様なのか。はたまた、12系の青との対比なのか。
その佇む姿は、どこか地方ローカル線の終端駅のホームにて、時間がゆっくりと過ぎて行く様に思えるな・・・と、妙に感傷に耽っていると、「あっ、そうか今や横川は地方ローカル線の終端駅そのものだった。」と気が付きました。「あさま」や「白山」、「信州」や「妙高」がEF63を後押しに従えて、いざ登坂開始とダッシュした駅ではもう無いのでした。
(2012/07/15)