国鉄時代の車両とそれが纏う塗色に、懐かしさと郷愁を覚える我が爺さん世代ですが、そんな中で朱色1色の「首都圏色」通称「タラコ色」には、残念感だけを覚えていました。
そんな折り、品川530さんの所で、「考えてみればキハ40系にとってはこれが原色」とありました。
そうか、そうかなるほどな! 確かにな!
(1980/10/12 長門峡)
(1984/1/6 要田)
※共に古い紙焼きのスキャンなので、色が悪くてスミマセン。
当時の普通列車と言えば、10系や20系はたまた30系などの雑多な形式による混結編成が多く見られ、塗色もバラバラでいかにも寄せ集め感満載でした。
それが新鋭の40系となって、外観も車内もスッキリと統一されて、普通列車のサービス向上に一役買ったものであることを思い出しました。
正直なところ、「そうは言ってもな・・・」のタラコ色ではありますが、彼らのデビューした頃の姿に思いを馳せてあげたいと思います。
ということで、新津のキハ40の「タラコ色」にも、青や赤に等しくカメラを向けておきましょうか。(おっと、なんちゃって急行色にもね)