上野・東京ラインが出来てからは、かの東京駅は単なる中間駅となってしまいました。東海道本線の列車は終着駅東京を目指し、その東京から西へと旅立っていたものでしたが、それが今では高崎線や宇都宮線からの小田原行きやら熱海行き、常磐線からの品川行きを見るにつけ、オジサンの頭の中はついて行けません。(笑) そんな中、「踊り子号」だけは、東京発、東京着の姿を保ってくれていて、上り列車の方向幕に「東京」の文字を見ると嬉しいものがありますね。
(2019/2/18 有楽町)
終着駅東京はもう目の前、「長らくの御乗車お疲れ様でした。」で始まる車掌のアナウンスも乗り換えの案内が終わり、懐かしい車内オルゴールの音色が車内に響いていたことでしょう。