線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

北陸6つの列車旅 ー6ー

【6本目 べるもんた】

 高岡駅では1時間弱の乗り継ぎで、いよいよ最終6本目の列車に乗り込みます。城端線ホームに降りると、濃いグリーンの塗装を施した「べるもんた」が入線して来ました。車両はキハ40の単行です。

 今回の乗車は高岡~城端間ですが、この「べるもんた」は氷見~高岡間でも運行されていますので、車内の座席も氷見線に合わせて海側は窓向きの席を並べ、山側は4人ボックス席がそのままとなっています。車内には井波の彫刻を施した細工が各所に見られ、ちょっとした豪華さを感じますが、4人ボックス席には食事用のテーブルもセットされているので窮屈感は否めませんでした。

 砺波平野独特の散居村の風景を楽しみながら、50分ほどの乗車で城端に着きました。途中、歴史ある駅舎や琺瑯製の駅名標なども見受けられましたので、機会をあらためて訪れたい城端線でした。

 城端に到着すると首都圏色のキハ40が待機しており、ツーショットとなりました。ホームには昔のままの琺瑯看板が迎えてくれていましたが、駅前に出てみると駅名看板が模様替えされており、丸ゴシック風のフォントの以前の看板は駅舎内に掲げられていました。

 朝、ホテルから氷見まで送ってくれたバスが城端に待機していてくれており、ここから富山駅まで乗車して東京への帰途に着きました。6つの列車旅完結です。

乗車記念証

(2022/10/15 この旅の番外編に続く)